あらすじ
3年生最後の“夏の演奏会”始まる。
夏休みの練習を終えて
ついに定期演奏会が開幕!
初演奏の秋音と「カルメン」、
上級生の「四季」etc.
それぞれ重ねた経験と、
受け取った想いをのせて
一瞬の音に残していく――
ヴァイオリンをやめた青野一は、ある日出会った。少女と、そしてオーケストラと。
それまで一生懸命に取り組んでいた音楽をやらなくなり、気の抜けた生活をしていた主人公の青野は、担任の先生である武田先生の策略により、ヴァイオリンを練習する秋音律子と出会う。あまり上手くない演奏をしていた秋音は、先生が所属していたオーケストラ部に入るために練習をしていたのだった・・・。
この作品の特筆すべきところ。一つ上げるとすれば、音楽って素晴らしいと思える演奏中の描写。目を瞑れば旋律が聞こえてくるよう。作中の世界に入ってみたいと思ったことも数知れません。
もちろん音楽だけではありません。登場する皆にも注目です。主人公を含め、出てくる皆には悩みがあります。そんな悩みにぶつかりながら解決するところは、自分のことのように喜ばしいです!どんな話が進んでいくのか、どんな曲を演奏していくのか。続きをどんどん読みたくなる。そんな作品です。
感情タグBEST3
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曲を想像しながら
なんとなく聞いた事のある曲目だったので、想像しながら読んでみると一気に入り込めました!気がついたらもう最後の曲目でびっくり!演奏会と同じようにあっという間の時間でした。