あらすじ
アザーに嫁いだマダーの学友として、一緒にカリプスン侯爵邸住まいのポムグラニット。晴れて一人前の魔女となった彼女は、火の車の侯爵家を立て直すため、マダーとともに、『ときめき』を商品にして(?)商売を始める。そんなある日、舞踏会に出かけた一行の前に現れたアザーの幼なじみの公爵夫人カデット。公然とアザーへの愛を語る彼女は、マダーに激しい敵愾心を燃やしているようで――?
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Posted by ブクログ
どたばたコメディ度はアップ。
マダーさんはさして活躍してないのに間違いなく主役で、素敵。
この人らは人生楽しそうだなー、とつくづく思うシリーズ。
Posted by ブクログ
一日一冊ペース。
アザーが意外といい人とかマダーは「レギ伯爵の末娘」よりも抜けた人になったとかカイがどう頑張ってもガイ・セシル(アビス)としか思えないとか(性格がじゃなくて、なんかこう、雰囲気?ビジュアル?が。)ポムグラニットがいきなり一人前になったりとかしましたけどね。ね。私としては一番かっこいいのはピーターなのではないかしら、と。思うのだけど。
Posted by ブクログ
よかったり悪かったりする魔女第二弾。
今回はアザーの幼なじみのカデットが登場。
色々頑張ってるんだけど、マダーにやりくるめられている様子が一番可愛かったw
しかもマダーは意識せずにやっているっていうからね。
天然キャラってあまり好きじゃないんだけど、こういうのは好きだw
そりゃカイも苦労するわ。
今回のポムグラさんは「やや悪い」魔女といったところか。
カイに渡した薬の騒動、ジャッロが紳士(笑)だったからよかったものの…。
数人(しかも身内)を除いてみんな寝入っちゃってる状況って、冷静に考えると恐ろしいよね。
しかしカデットの使った薬については、
「あたし、ひどいかなぁ」
「人の心を弄んだりしてるのかなぁ」
としっかり悩んでいる様子がよかった。
確かに大っぴらに褒められる行為ではないけれど、誰かが被害を被ったわけでもないし・・・
善か悪か判断がつかない。よかったり悪かったり。
また、今回はあまり前面に出ることなく、裏から騒動を巻き起こしていたイメージ。
マダーを中心に面白そうな人間関係が出来上がりつつあるので、ポムグラさんはこれくらいの立ち位置でいいのかな。
物語の裏側で物事を操るって、なんか魔女っぽいしね。
今後も物語の中心はマダーなのかな?
ポムグラさんがどんな魔女になるのかにも注目しながら読んでいきたい。
Posted by ブクログ
今回も面白かったです♪
あやしい商売をする「侯爵夫人」が出てきます(大笑)。ですがタイトルは断じて誤植でも何でもありません。
今回はポムグラニットはかっこいい脇役、主人公はヘタレ主人アザーと彼に思いを寄せるカデット(ちなみにどっちも既婚者)のお話。
カイ君がアホぶりを発揮したり、どこぞの男爵がおまぬけぶりを発揮したり、マダー様は相変わらずお庭がお好きと楽しませてくれます。
カデットちゃんは挿絵登場頻度が凄く多い(主役より!)くらいの大活躍ぶりです。
今回でポムさんは魔女っぽくなり、マジカル感もプラス。