泥棒のジミーは、スリの現場を中年の男・リースに取り押さえられた。仕返しをしようと、彼の家に空き巣に入ったが、彼が元警官で、さらにある“トラウマ”を持っていることを知る。複雑な過去を持つ大人の男への好奇心は、傍に近付くほど、急速に恋心へと変わっていって――。
表題作の色気たっぷりな単行本大量描き下ろし、傲慢な芸能エージェント×落ちぶれた中年役者の読み切り「ラッキー・ビル」を収録、オトナの男達のリアルな恋を描いた一冊。
おしゃれで小粋な単館上映系映画のような本作。おじさま好きにはぜひ読んでほしい！ワンコ系年下に流される受けの色っぽさと、洒落た台詞回しにキュンキュンしてください♪
感情タグBEST3
匿名 2022年10月22日
2人の出会い、スリの目撃現場からの攻め側の心境の変化がとても素晴らしかったです！
そしておじ様受け好みすぎる・・・！
イケメンがすぎる。
スリ×元警官
落ちるのも喧嘩するのも復縁するのも早すぎだけど、ない余白を全て汲み取って良かったと思う！
絵が良い。
2本目もあるけど、特に言うことはない。
圧倒的画力で殴ってくる
おじさま受けはもちろん最高ですがやんちゃ攻めかと思いきや思ったよりわんこな感じでとてもかわいい…わんこに翻弄されるおじさまもかわいい…happy…
年上ワンコおじさん最高でした！！
通常ではヘラヘラフニャフニャ飄々としてて、ある時は年上らしく振る舞ってカッコいいと思ったら情けないくらいに年下に縋ったりする場面もあり、キュンキュンしました！
年下ヤンキーも良いですね！
無鉄砲で誰彼構わず牙を向けるくせに絆されやすくて欲に素直で…家に住まわせ...続きを読むようとするおじさんの気持ちがとても分かります！
今まで明確にきゅんきゅん💕系を読んでいたので、初めてこの手のものに手を出しましたが、
これはやばい。ハマった。少し雰囲気暗い作品すきな方ぜったいおすすめ…
ストーリーが惹き込まれる内容で、世界観が好きです。過去にトラウマがある元警察官とスリの現場を取り押さえられた年下の男の子。年下攻めというのも萌えます。
舞台はアメリカ・ニューヨーク(なのかな)。
主人公のジミーは地下鉄でスリをしていたところ、年上の男性・リースに取り押さえられた。
警察に突き出されはしなかったが、その後本屋へ連れていかれて着ぐるみを着せられ臨時のバイトをやらされる。
コケにされたと思ったジミーは空き巣目的でリースの後をつけるが...続きを読む警官だったと知り退散。
ばれてないかとヒヤヒヤして本屋へ行ったが彼に会えず。
そこで他の警官が話していたのは、リースが警察をやめて一年になる事、相棒をなくしてショックを受けカウンセリングを受けていこと、その事件はゴロツキ連中が仲間を逮捕されたことの腹いせに警官の家に侵入して一家を殺した事件だった。
空き巣しようとした自分の形跡を見つけて捜査してばれてしまうことをおそれたジミー。
再会したときリースが気付いている様子はなかったがもしかしたらおよがせてるだけかもしれないし、今後思い出すかもしれないと思い、彼を見張るために本屋でのパートを始める。
少しやせた彼が心配になるが、まだジミーは自分の気持ちに気づけていなかった。
海外ドラマのような空気感や描写がとても気に入った。
ジミーもリースもがっしりした外国人の骨格がかんじられてよかった。
表紙、試し読み買いした作品でしたが、好み大当たりでした！細い線の絵と繊細な表情の描写、ストーリーも深すぎず程々に焦ったい感が絶妙なコンビネーションで楽しめました。もっと、！と思わせる作者さんの腕にファンになってしまった作品です。
トラウマのある元警官のリースとスリのジミー。ジミーがビックリする位一途で可愛くて、本当に読んで良かったです。でも一冊丸ごと表題作でイチャイチャももっと見せてくれたら尚良かったな。
最初の出会いは良くなかったですが、だんだん読んでるうちに2人が仲良くなり、切ないところもあって胸がキュッと締め付けられるものを感じました。
それと、絵が自分の好みでした。
Posted by ブクログ 2020年06月30日
こんなアホだけど素直なワンコが待っててくれたり粗相してボロボロ泣いたりしたら可愛くて仕方ないに決まってる……！！！きゅんきゅんした。おじさん受けだけど絵柄が綺麗なのでおじさん感はあまりない。すっきりしててめちゃくちゃ好みの絵柄だった。
表紙に惹かれ購入。
年下わんこ×かっこいい年上が大好きなわたしにはたまりませんでした。
二人のやりとりが可愛いしセリフがいちいち最高です。
1巻だけじゃ足りませんね・・・
表紙に惹かれて買って正解！
なんて可愛くていじらしいの〜(T_T)
久しぶりにこんなに
トキメキ(笑)を貰えました。
末永く幸せになってほしい
カップルでした。
Posted by ブクログ 2020年03月31日
▼あらすじ
泥棒のジミーは、スリの現場を中年の男・リースに取り押さえられた。
仕返しをしようと、彼の家に空き巣に入ったが、彼が元警官で、さらにある“トラウマ"を持っていることを知る。
複雑な過去を持つ大人の男への好奇心は、傍に近付くほど、急速に恋心へと変わっていって――。
表題作の色気た...続きを読むっぷりな大量描き下ろし、傲慢な芸能エージェント×落ちぶれた中年役者の読み切り「ラッキー・ビル」を収録、オトナの男達のリアルな恋を描いた一冊。
＊＊＊
単行本になるのを待ち侘びていた作品！CTK先生のデビュー作です。
NYを舞台にした作品で、海外の作家さん(韓国の方だそうです)が描かれているのですが、日本のBLに限りなく近い作風なので海外BLにありがちな取っ付きにくさなどは殆どなく、かなり読みやすい内容となっています。
何よりもまず絵が凄く良いのです…！
繊細且つスタイリッシュで、何度見ても惚れ惚れしてしまうくらい素敵な絵柄…。
上手過ぎて文句の付けようがありません。
ただ、ストーリーの方は若干あっさり気味なので少しだけ物足りなさが残るかな。
リース(受)のトラウマが事件絡みなだけにサスペンス要素の入ったシリアスな展開を予想しがちなんですが、残念な事にリースの過去にはあまりスポットライトが当たらないので、刑事ドラマのような読み応えのあるストーリーを期待すると少々肩透かしを食らうかもしれません。
割とシンプルめなお話なので分かりやすく、さくっと手軽に読めるのは良かったのですが、その分、ストーリーが薄味になってしまっている感が否めないので個人的にはもう少しリースの過去を含め全体的に掘り下げてストーリーに厚みを持たせてほしかったなあといったところ。
とはいえ、不満に思うというようなレベルでは決してなく、CPがとても好みだった事もあり最後までしっかり萌える事の出来た話でした。
特に年下攻めが好きな人には堪らない作品なんじゃないでしょうか。
何と言ってもジミーが大きなワンコみたいでとっても可愛いのです…！
リースと出会うまではあまり真っ当な生き方をしてこなかったみたいですが、なかなかどうして素直で好感の持てるキャラで、個人的には凄く好みなキャラでした。
リースを口説くシーンは凄く格好良いのに喧嘩して落ち込んだりボロボロ泣いちゃったりするシーンは可愛いとしか言いようがなく、リース曰く図体がデカい割に甘ったれという言葉がしっくり来るのです(笑)
リースはリースでジミーよりもかなり年上なんですが、トラウマ持ちという事もあってちょっと影のある大人の色気たっぷりな美人系キャラで、これまた個人的にドツボなキャラでした…！
実は元警官ってところも良いですね…！
受けだけど懐が深くて、人生経験を積んでる分、ジミーよりもひと回りもふた回りも大人でとっても素敵なんです…！
特に「広まってもいいって言ってるんだろ、ガキ」ってシーンは台詞といいシチュエーションといい転げ回るくらい萌えてしまい、これが年上の余裕ってやつか…！と悶えまくりました(笑)
時折、不安定な様子を見せながらも、ジミーに迫られ、次第に絆されていく様子が見ていて楽しく、普段は年上攻めの方が好きな私でもしっかり楽しめました♡
欲を言えば恋愛の部分をもう少し時間をかけてじっくり進めて欲しかったですが、海外だとフィーリング重視なイメージがあるのである程度トントン拍子に話が進んでもあまり違和感は無かったかな。
同時収録されている短編も面白かったですし、全体的に雰囲気がとっても良かった作品なので、今後も大いに期待できる作家さんだと思いました。
おそらく今後も何度も読み返すであろう作品の一つです(^^)
Posted by ブクログ 2017年06月11日
やはり翻訳されるだけあって、選り抜きの作品だなぁと大満足。
韓国人作家さんのBLってなんかすごくお洒落…。海外舞台なんだけど日本のBL展開とすごく馴染んでて読みやすい。
しかも年の差年下攻め///こうやって沢山の翻訳BLが増えてくるんだろうな。
受けのオジサマが色気があって素敵でした！
攻めの子もかわいい！！！！
どんな方でもサラッと読めて楽しめる作品だと思います。さわやか？な海外の2つのカップルのお話が読めます。BL初心者さんにもとってもオススメです。
セリフ回しにたまに違和感を感じますが、キャラもストーリーも好きです。ジミーは初めはクズでしたが、リースに恋した途端に可愛くなりました。リースは一貫して大人な雰囲気で色気があって、でも女っぽく無くて、私の理想のオジサマ受けでした。描き下ろしのえちがエロくて良かったです。
Posted by ブクログ 2021年09月01日
ワンコ攻め好きな人は結構ハマると思う。
初めの方は心理描写多めで進み方は速いけど、その中でも内容が詰まっててよみやすい。
元警官とスリの組み合わせが最高だしリースのトラウマとかが刺さって面白かった。
書き下ろしも本編が好きなら普通に楽しめるからいいと思う。量も少ないし本編とのバランスが取れてる。
作品の内容説明に「オトナの男達のリアルな恋」とあったので構えてしまったのですが、
みんなものすごくかわいかったです。
なるほど、恋するオトナの男はかわいいのだな、と思いました（笑
どちらのストーリーも、とても素敵でした。
良い意味での物足りなさが多分にあり、それがまた後を引く感じです。
初めはすさんだ生活をしていたせいかスリのジミーはスレた性格に見えたけど…だんだんに地味な生活ででも、きちんと生活していくうちに本来の真面目な素直な性格が顔をだし…かわいい。たぶんとか嫌だとか判断基準も小さい子みたい。気持ちを言葉変えるその言葉をしらないから言いたい事が溢れて泣けてくる。ぼろぼろ泣きな...続きを読むがらごめんなさい…。ってリースでなくても絆されちゃうな！図体のわりに甘えん坊さんなんてリースもまんざらじゃないのがいいなぁ～。
BLだからこれで良いのかもしれないけれど、リース(受)のトラウマとか掘り下げても良かった。ストーリーとしては少し物足りない。でも、その物足りなさが良いのかもしれない…。
雰囲気すごく良いです。絵もうまくて。
Posted by ブクログ 2017年08月11日
comico＋作品である『ジャクソンの棺』からもう何でもいいのでとにかく、と書籍化を楽しみにしていた作家さんですが、なかなか書店で出会えず取り寄せました。(※上記記載作品もBLではありませんが、オススメです)
短編『ラッキー・ビル』とそのおまけを同時収録。
繊細な線が綺麗な画風ですが、可愛らしさと...続きを読む色っぽさのある人物たちと、洋画のような空気感が魅力的です。
Posted by ブクログ 2017年05月30日
ニューヨークが舞台で、日本人が登場しない珍しい設定。年下攻めでおっさん受け。元スリの攻めが、素直で一生懸命でとても可愛かったなぁ……！ 元警察官の受けが、過去の辛い事件を本当に乗り越えられたのかどうか、また、ほかの登場人物の相関関係など、ちょっとわかりにくいところもあるが、全体的には悪くない。受けは...続きを読む警察官に復帰できたのかしら……。
Posted by ブクログ 2017年04月28日
相棒を殺されて警官の仕事が出来なくなったリースと、スリを生業とする悪ガキまんまなジミー。リースの「パーソナルスペースってもんを考えろ」と言う切り返しは斬新な気がする！！
朝田ねむいさん、松尾マアタさんが好きな人はハマる。
38ページの試し読み。作者は実際ニューヨークに住んだことあるよね。じゃなかったら地下鉄をそんなに細かく描いてなかったよ！でもセリフはいかにも翻訳された感じがあるのでちょっとぎくしゃく。
正直期待したほどではなかったです。絵は上手です。話はあんまりかな？エロもそこまで良くはなかった。個性もあんまりない…何というか同人誌って感じです。粗というほどの物は無かったので仕事は丁寧だと思います。その絵の上手さ丁寧さに★を三つって感じです。お話しと個性があれば満点ですが…
Posted by ブクログ 2017年12月26日
悪い男と見せかけて意外とワンコめ×トラウマもち美人
攻めがひたすら素直でかわいい。
物騒なわりには話が淡々と進む。韓国の作家さんらしい？
これといって大きな転機はないけどそれが嫌じゃないし、雰囲気作りに成功してる。
たまに読み返したくなる系。
本編でえろなしかと思いきや番外編でしっかりあります。
...続きを読む攻めのガタイの良さがいいなぁ。受けにしたい。
Posted by ブクログ 2017年09月24日
スリの現場を元警官に取り押さえられる。年下ヤンチャ×トラウマ持ち大人の男。くっついたりトラウマ克服はあっさりしてたけど無駄なエピソードはなくてスッキリだった。受はセクシーだったし、攻はかわいげないヤンチャかと思ったらかなりのワンコで可愛かった。
同時収録は芸能エージェント×落ちぶれた中年役者。
ニュ...続きを読むーヨークが舞台の、大人の色気がムンムンの１冊
初読み先生
ジミー×リース
海外ドラマ風かと思い読みすすめていたのですが、とっかかり部分のみ刑事ドラマでした。残念( ¯꒳¯̥̥ )
トラウマ克服ものですが、リース、リースと連呼していて、攻めの名前を忘れる。リース多いw
なんとか、ほだされ受けでハッピーエンドです。ベッドシーン、体は綺麗...続きを読むでした。
ただ、あれだけ怖いトラウマがあって、セフレとしてせまられた訳でもないのに、あの流れでベッドイン…どんな好き？があったのか。
☆が減った理由は、2作目のストーリー内容がサッパリわからなかったため。ボーイズラブ？ではあるけど。
秋久先生を読み終えたあとなので、外国人ものに違和感があったのかも。
なんだかレビューのみなさんと感覚が違ったことに、僕自身が驚いています。再読すれば、別の印象を持つかな。
