あらすじ
誇り高く戦い、そして死ぬ。
それが我らのさだめ。生への執着など、とうの昔に、はるか彼方に置いてきた。
……そう思っていた。そう信じていた。
だが戦場へ臨み、潰され、壊され、朽ちることを良しとする〈シリン〉達の姿は、「エイティシックス」である彼らの目指す生き方が、只の狂気であると蔑む。
生きる意味とは何か。苦悩するシン。シンを理解しようと心を砕くレーナ。
だがその想いは不格好にすれ違ったまま――連合王国の命運をかけた「竜牙大山攻略作戦」の火蓋が、無情にも切って落とされる……!
『連合王国編』完結のEp.6!
戦わねば、生き残れない。だが戦えば生きられるわけでは、ない。
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Posted by ブクログ
何もかも諦めていたシンが、悩み始め迷走し、年相応の反応をしだした。今までのエピソードが回収されてて、いい巻だったなあ。
最後、「無慈悲な女王」に追い詰められてからが人間らしくていい。倒れるところとか。
表紙と最後の見開きの挿絵がステキ。そんな顔で笑えるようになったのね。恋っていいね、と思うわ。
戦争モンのラノベと思ってたけど。
スカベンジャーのファイドもかわいかった。
Posted by ブクログ
「おいていかないでください」
この言葉が響いた…
以前レーナが言った言葉でもあるし、シンにとってレーナはそういうことを言える相手になっているとわかったから…
Posted by ブクログ
連合王国編の後半。レルヒェの言葉がシンにクリティカルヒットし、またしても「自分はレーナの邪魔なのでは」と思い悩み始める。シンとレーナのやり取りには少しもどかしさを感じたが、よく考えれば二人とも思春期真っ只中の10代。そう思うと、この不器用さも納得できる。
むしろ、二人を諭すフレデリカやヴィーカの方がよほど大人に見える。シリンたちに自分たちの末路を重ね、動揺する86たちの姿も印象的だった。レギオン戦では「無慈悲な女王」の鹵獲という大きな戦果を挙げる。
そして最後には、シンがレーナに「置いていかないでほしい」「貴方に海を見せたい」と伝えることができ、思わず砂糖を吐きたくなるような締めだった。
Posted by ブクログ
戦功
・「無慈悲」さん鹵獲
・高機動型撃破
・阻電撹乱型充電ユニット・発電プラント破壊
あたりだろうか.とにもかくにも連合王国編は完結.
今回の目玉行事は濃厚なるシンレナ.色々とうったらうったら言ってるが,申し訳ないがオマイラ好き同士なんだからくっつけよ!ってツッコミ一つで終わってしまう気がする.EP7はホントにそんな感じっぽいが,そうじゃなきゃシンをぶん殴る.
Posted by ブクログ
かつて、レーナが発した「おいていかないで」という言葉が見事に回収された、非常に読みごたえのある一冊でした!
中盤までは、未来や希望に対して相変わらずじとじとしているシンと、頼って頼ってちゃんなレーナがメンドくさい(笑)
そんな中、クレナの変わらなくてもいいという言葉は、シンにとっては楽になれるシーンのはずだった。
でもそこで、シンが、希望は見出せなくても変わらないといけない、と押し切った所で、おや、流れが変わったな、と思わされました。
からのー、結局、戦場を前にすると、戦術を変えられないシンとレーナに笑う。
レーナが、高機動型の意図する所を察知し、自らシンの囮を演じようとするところも。
シンが、それを知ってセオ達に場を任せて、行ってしまうところも。
ファイドとセオ達が、孤立無援で〈無慈悲な女王〉に詰められたシンを華麗に救出するところも。
あ。マジのネタバレになってますが、この一連の流れが、今までのシンが引っ張ってた展開とは違って、すごく楽しめます。
変わることが良いことかは分からない。
変わった結果、更に傷付くこともある。
でも、自分にとって、それが必要なことだと思えたなら、それは成長なのでしょう。
間違いなく成長したシンに、さて、他の86メンバーはどんな変化を見せるのかも楽しみです。
(っていうか、シンに爺ちゃんがいるなら、会いに行ってあげなよ、がシメのツッコミでした)