あらすじ
高校生にして電撃文庫で作家デビューを果たした“僕”と、クラスメイトで新人声優の似鳥。アフレコに向かう特急列車の中でだけ会話を交わす二人だったのだが、その関係をおびやかす一人の少女が現れる――。 ライトノベル好きを自負するクラスメイトの佐竹ひなた。彼女は“僕”が授業でWeb小説版と偽って朗読した『ヴァイス・ヴァーサ』に興味津々。しかし、その原稿は著者である“僕”自身が似鳥のために書いた未発表原稿で……。 高校生作家と新人声優の秘密の関係は、ラブコメモードに突入!? 時雨沢恵一×黒星紅白、新シリーズ第三弾!
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Posted by ブクログ
予想はしていたが
なかなか重い過去。
それをこんなにも軽く描いてよいのか…
という疑問が私の内側に残りはするものの
エンタメとしては楽しませてもらいました。
Posted by ブクログ
痛快な時雨沢節が相変わらずたまらない3巻。
交互に語り手が変わり、それぞれの視点で語られる中で主人公の過去が少しずつ明かされていくところも巧妙で、主人公たちがお互いに相手の言動を勘違いして綺麗にすれ違いながら進んでいくもどかしさが面白いです。 似鳥が特にかわいいです。
作家や声優の裏話も面白いですし、ふたりの勘違いがかわいらしくて、ぜひ続きが読みたいです。