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美しさとは
桂小町先生の画は綺麗で美しい。
キャラの感情の繊細さは画の線の細さも相まって高まり、人間の儚さと隠し持つ欲情をも露わにする。
表題作は特に画の描き方も最小限の線でシンプルに描いているけど、台詞のない《間》で感情の揺れとエロスが表現されていて、
「眩暈がするほど 興奮した」
この台詞にすべて集約されているなと、1話目にして心を掴まれました。
吸血鬼✕人間の恋物語。
捕食ではなく特別になりたい人間の弥生。
千歳の吸血鬼としてのプライドは人間に拒絶されないための心の防衛法。そんな切なさが分かる頃には弥生が側にいない…
他の人の血も花も味気ない、食事がまとまにとれず身体と心が弱っている千歳の姿は、読んでいて胸が痛かった。
でも最後は素直になることでハッピーエンドを迎えられて良かったです。
素直な千歳は激可愛いかった♪(´∀`*)
最初の頃の俺様からの落差がイイ!!
同時収録の短編、ノラ猫閣下〜
閣下可愛い♪ 巻末で千歳と閣下が似てるは確かにね、2人共ツンデレよねw
めちゃめちゃ切ない…!!
切なすぎる…!!気まぐれで吸血されることになった自分を、非常食のカナリアに重ねて話しかけるときなんか…もう…胸が痛かった。。。でもハピエンで良かった…!!素晴らしい物語です。
表紙と試し読みで気になったから購入。吸血鬼の千歳はプライド高いが故に自分の気持ちが受け入れられないのかと思えば、弥生に絆されてる感もありつつ結局は…みたいな…うん。ニヤニヤ止まらない(笑)絵も綺麗だし読み始めたら読み終わるまでワクワクドキドキしちゃうww
弥生がどんどん美人になってくー…はぁ、尊い!!千歳も傍若無人から可愛くなってくし、短編の猫の話も良い味出してて好き。閣下は人間にも化けられるの?!と思えば違うっぽい。化けられたらそれはそれで美味しいと思うけど、ハッピーエンドでほんわかした。
切ない
まず絵が美しいです。
すごく好きな絵です。
ストーリーも引き込まれていっきにどんどん読んでしまいました。
切ないです。
吸血鬼の千歳を最初は嫌なやつだなと思っていましたが、徐々に可愛らしく見えてきました。
プライドが高くて人間にきついのは、心に傷を負っている過去がありました。
今まで人間のことは食事としか思っていませんでしたが、主人公のことをちゃんと好きになれてよかったね!!
感動しました。
そして、最後の猫の話は本編以上に好きかも。
受けが本当に美しい。
報われない切ない恋かと思ったらハッピーエンドで救われました。
猫も可愛いし!
どちらの話も大好きでお気に入りの一冊です。
切なくて、でも美しい
吸血鬼というワードに惹かれて購入したのですが、絵もお話も素敵で2人の感情表現が儚くて切なくて心躍りました。
何より日向が喜ぶから人に優しくした姿が可愛くて可愛くて…
作家買い。官能的で色っぽくて大好き。捕食から愛情対象へ、交尾からセックスに変化する過程が良かった。弥生がのりたまと自分を重ねるところは切なく苦しいが、その後の甘さに爆萌え。
短編は猫閣下視点。削ぎ落とされた台詞と絵で想像させるストーリーが秀逸。閣下の擬人化したコマ割りが映画みたいで何度見もした。
花
桂先生の描く男の子は性的かつ純粋な色気があります。受けの子でも攻めの子でもどちらも美しく絵が綺麗です。内容も妖艶めいた作風で吸血鬼の話はBLではありがちだと思うのですが、この絵があるから見応えに拍車がかかるのだと思いました。表題作以外の猫の話も最後意外な展開ではありましたが、素晴らしかったです
作者買い
作者買いです。
今回吸血鬼ものということでストーリー的には
不可もなく可もなくありきたりなのですが
そこは作者様がみせてくれます
わかっていながらうるうるさせていただきました。
読んでよかったです。
Posted by ブクログ
吸血鬼と人間が共生する世界が舞台の純血の吸血鬼×人間の表題と、猫視点で一組の恋人たちを見守る『ノラ猫閣下の美しい人』収録。千歳の『初恋の花』でのデレっぷりが強烈で、他の人間に優しくなった理由が弥生が喜ぶからだと言った千歳かわいすぎた…っ(^///^)『ノラ猫閣下の美しい人』も、好きだな~。閣下、猫にしておくにはもったいないイケメンw美しい人の彼氏も酷い男かと思えば、出て行った閣下を探し出してからの告白がかっこよくてずるい。
ゆっくりゆっくり
純血の吸血鬼、千歳と人間の弥生の恋の物語なんだけど、人=餌だと言う傲慢な千歳だけど、弥生を好きになっていく話の流れがゆっくりとしたテンポの中、私の心を掴んで離さず、この物語の虜になってしまいました。