あらすじ
江戸時代、徳川(とくがわ)三代将軍・家光(いえみつ)の世。会津藩主・加藤明成(かとうあきなり)に逆らったとされた会津藩元家老・堀主水(ほりもんど)一族は、高野山より東海道を江戸へと引かれていった。引いていくのは加藤家の配下、会津七本槍(あいずしちほんやり)と呼ばれる男たち。七本槍は堀の男たちに対し、「尼寺に逃げた堀一族の女たちに武士の情けで一目会わせてやる」と告げるが、その裏には、一族の男たちの前で堀の女たちを惨殺しようという恐ろしい企みがあった――。残虐七鬼vs.美女七人、未曾有の復讐劇が幕を明ける。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
全11巻
バジリスクに続き、山田風太郎原作。
どうしてもバジリスクと比べてしまうが、柳生十兵衛はかっこ良過ぎる。
派手な忍法は登場しませんが、知略策略の攻防や女難にとまどう十兵衛など面白要素満載です。
中盤以降に登場する「おゆら」に他の女性陣が食われているように感じるのは私だけではないはず…。
せがわまさき史上、一番の美女はおゆらに間違いないと思っていたり。
雰囲気が若干明るめなのは主人公の柳生十兵衛によるところか?
原作は未読。
Posted by ブクログ
時は徳川三代将軍・家光の時代。暗愚な主君に愛想を尽かし、一族を引き連れて会津を出奔した家老・堀主水。怒りに燃える主君・加藤明成は、「会津七本槍」に堀一族の女どもを虐殺させる。家光の姉・千姫の助けにより生き残った女七人は、剣豪・柳生十兵衛を師として、会津七本槍への復讐に挑む!
――山田風太郎原作「柳生忍法帖」がヴィジュアルとして甦る!
Posted by ブクログ
柳生十兵衛、会津の暴君に挑む
悪逆の会津藩主・加藤明成と配下の会津七本槍により、惨殺された堀一族。生き残りの堀一族の美女7人は、指南役に柳生十兵衛を迎え、七本槍と加藤に復讐を挑む。
せがわまさきが、「柳生忍法帖」を漫画化。
沢庵和尚に頼まれ堀一族の美女7人の助太刀に立ち上がった柳生十兵衛。彼が堀一族の美女7人に軍略や武術を教え、いかにして腕では劣る堀一族の美女が会津七本槍を倒すかを、相手の裏をかきつつチームプレイで倒していくバトルの連続は、前作の「バジリスク甲賀忍法帖」よりもスリリングで、飄々としながらも義に熱い柳生十兵衛の陽性の男の魅力もあって、スカッとする後味です。妖婦おゆらの妖艶でツンデレな魅力も、素敵でした。
山田風太郎のおどろおどろしい
山田風太郎のおどろおどろしい世界は、腕のいい作画家にかかるとこのような作品になるのだ ということを実感させる作品である。特に剣劇のシーンは絵で見たほうが文字で読むより遥かにわかりやすい ということがわかった。ストーリー展開は山田風太郎の XX忍法帖 に共通したやや現実ばなれした 技を描き出しているがそれはそれでとても面白い。
Posted by ブクログ
「次は、『魔界転生』を描け~!!」
とわめいていたので、この展開は、けっこううれしかったりします。
このまま、十兵衛三部作を全部マンガにしてほしいです。
しかし、この題。ちょっと、笑いました。
Yは「柳生」で、十が「十兵衛」なのはすぐにわかったけど、Mって何?て思いました。
Mは、光厳のMなのね。
あと、「この物語は無論のこと創作物(フィクション)也」というのも、笑ってしまった。
「也」ってなんナリ?
そんなしゃべりかたする人は、「キテレツ大百科」のコロ助ぐらいしかしらないナリよ。
いや、ホント、期待しています。
「んふっ」
に若干の不安はあるものの(笑)
般若面、正体まるわかり(笑)
Posted by ブクログ
復讐を誓う七人の乙女たち。
徐々に、それぞれの特性を魅せはじめた彼女たちでしたが、仲違いしたエピソードが済むと、再び「七人」一くくりへ戻ってしまいます。
う~ん、ざんねん!
でも十兵衛さまにずっと付いていくわけにはいかないもんね。
十兵衛が、とかくかっこ良いです!
Posted by ブクログ
甲賀忍法帳バジリスクを読んで、面白かったので購入!
この人の絵...苦手だったはずなのに!
面白い!甲賀より読みやすく大好きです。
すぐに先が気になって買ってしまう!
柳生のキャラも面白くていい!
Posted by ブクログ
「魔界転生」でおなじみ、柳生ジュウベエのお話。千葉真一よりも、力の入っていない感じのジュウベエが描かれています。ちょっと話がだらけてるような気も・・・。バジリスクのようなスピーディーな展開ならなぁ。(・∀・)