あらすじ
街がクリスマスの装飾に彩られた頃、体調不良でアルバイトを早引けした[由美子]、取引先からの帰り、公園で昼食をとろうとした[美月]、家でお留守番をしていた[悠香]……彼女たちは、さまざまな場所で“ピンクのぶたのぬいぐるみ”に出会う。それは小さな奇跡の生まれる瞬間だった。優しい眼差しと筆致で描かれる大人気ハート・ウォーミング・ノベル・シリーズ。
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Posted by ブクログ
存在自体がすでにメルヘンなぶたぶたが、わざわざサンタクロースの衣装を着て、そのくせ現実的なお仕事としてプレゼントを配って歩くだなんて!
自分大の袋を首に結い付けて歩くぶたぶたを見られたら、その時点で幸せ実感できそう。
自分の置かれたモヤモヤした現状の中、うつむきがちだった女の子たちに、前を向いて一歩踏み出して行けそうな予感をプレゼントしてくれるぶたぶたに、やっぱり会いたい。
Posted by ブクログ
読み終わりました。
どの回も素敵なお話で…
奇跡が、いっぱいで
まさか酔っぱらいに絡まれるとは。。
口のなかはどうなっているのかとか色々と探るところは、
こういうシーンは今まで読んだなかで出なかったので
私もつい知りたくなりました(笑)
行動をとって
確かめるところは
誰もやってなかったので。。
酔っぱらいの他にも
色々な人々が描かれていて、
みんな、あちこちで
ぶたぶたさんに遭遇していて
読み進めるのが
次はどうなるんだろうと思いながら読んでいたので楽しかった。
その後はどうなったんだろうと思ったのも何度か。
私もサンタさんの格好をしたぶたぶたさんに会いたいな。。
それに一緒に働いてみたい・・・
ハプニングがあったけど、あたたかい職場で。。
12月に発売されたみたいだから、
クリスマスの時期に読めば良かったかなと。
でも凄く早いクリスマス(笑)の気分が味わえて楽しかったです‼
まさかぶたぶたさんの家族も出てくるなんて……
最初は姉と妹のささやかな冒険!みたいに始まって
お父さんのこと
最後の方で分かったので二度読み返してしまいました(笑)
かわいい娘さんたちで
微笑ましかったな。。
ああいう家族になれたら素敵だろうなと、ふと思いました。
ショートショートも良かった。。
言葉も色々と響いたな……
奇跡って本当に起こったら素敵だろうな。。と
思った一冊でした。
表紙の絵かわいい。。
煙突のなかは、
やっぱり熱いから燃えてしまいそうで怖いですね・・・
本の中では叶わないことで、
でも絵の中ではちゃんといる。。かわいい////
まさにクリスマスの奇跡が起こったような
Posted by ブクログ
12月24日と25日の朝から夜までのぶたぶたさんの行動を通して、辛かったり行き詰まったりしていた人たちが救われていく話。
けれどぶたぶたさんはそんなこと知らない。
ただ、その時自分のやるべきことをしているだけ。
でも、バレーボールサイズのピンクのぶたのぬいぐるみが、一生懸命百貨店の荷物の配達をしたり、家族のためにケーキを買ったり、奥さんのためにダウンジャケットを買ったりするだけで、何か伝わるものがあるんだろうなあ。
面白かったのは、職場の女性同士の付き合いに疲れて一人公園で昼食をとろうとしていた美月が、コーヒーをこぼしたのを見て缶コーヒーを差し出すぶたぶたさん。
自販機で2本出たのでどうぞって、それだけの出会いで、美月は自分から動き出すことを決意するんだよね。
いろんな人の運命を変えながら、ぶたぶたさんは何も知らずに去っていく。
ヒーローやんか、ぶたぶたさん。
Posted by ブクログ
みんな最初は憂鬱だったり悩みだったり不安を抱えてるのに、ぶたぶたと出会うことによって、幸せになれるのが最大のクリスマスプレゼントなんだろうなぁと思って、読み進めてました。
羨ましい…私も会いたい…!!
Posted by ブクログ
やっぱり「ほっこり」できますね。
今回のぶたぶたさんはデパートの配送人。クリスマスプレゼントをサンタの衣装を身に着けて配達してます。
その姿をみたりプレゼントを届けてもらった人々がクリスマスの幸せを再確認。
今回はぶたぶたさんの家族も何度か登場。
奥さんへプレゼントを買い、子供たちにケーキを買うぶたぶたさん。
それに新年には家族そろっての初日の出を見る光景などほのぼの家族の一面も見れました。
クリスマスにうちにも来てほしいな、ぶたぶたサンタさん。
「クリスマスのぶたぶた」だけはどこを探しても見つけられなかったのですが、今回再販されたことで無事に読むことが出来ました。