あらすじ
【電子限定版】書き下ろし番外編「王と小鳥のバレンタイン」収録。●イギリス名門貴族の御曹司で、世界有数の海運会社CEO──多忙を極めるエドと、出版社で働く礼(れい)は、遠距離恋愛中の恋人同士。そんな中、礼が長期出張で渡英し、三ヶ月間エドと同居することに!! けれど、昔の反動のように甘く優しいエドは、嫉妬も束縛も激しい。仕事で作家と会っても不機嫌を隠せずに…!? 恋人になって初めて迎える聖夜をエド視点で描く「八年目のクリスマス」他3編収録!!※口絵・イラスト収録あり
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匿名
やはり来たね
よかったよかったで終わった前巻から舞台は再度イギリスへ
やはり来たね、血統問題、身分違いのあれこれ、
礼もっと頑張んないとって、はらはらしどおしでした。
一方、エドはもうかっこよすぎ。
親戚連中は変えようもなく、今後も差別され続けていくのだろうけれど
どうか、諦めないで。って祈っています。
貴族という血統の壁
エドと礼の甘い時間、次々と突きつけられる貴族社会の壁、読んでいる側にも「これ程のものなのか…!」と突きつけられる様な厳しさのなか、立ち向かって行く2人の姿に応援せずにいられませんでした。
新しく登場したキャラや、これまでの馴染みあるキャラとの関わりも楽しく、刺激的で、これからが楽しみになる要素がたくさんありました!
礼の葛藤、エドの葛藤、それぞれに胸打つものがあり、2人の幸せを願わずにはいられませんでした!
2人の間に生まれた愛がついにここまできたのかと!
素敵なお話をありがとうございました!
大人になった2人
この巻は『八年後のクリスマス』『つる薔薇の感傷』『八年後の王と小鳥』『王と小鳥のバレンタイン』4つの話が書かれてます。
八年後の王と小鳥以外は短めでサラッと読めます。八年後の王と小鳥は読み応え抜群です!
1、2巻に比べて2人の関係も成長し優しく甘くなるので、様々な試練はあれど幸せな気持ちになれました。
新しいキャラクターも魅力的です。
続きも近々買います〜!
はああ全部読み終えてしまった。。
2人がくっつくまで、ずーっと切なくて心が死にそうだったし
礼への差別がすごくて辛かったし、3巻ではもしかして別れる??、、(勿論最後はくっつくだろうけど)と不安にさせられましたが礼の強さは想像以上に凄くだからこそエドと結ばれることが出来たんだなと。。。泣
私自身、北米の方にいたのでほんの少し差別的な事を言われたり言わずとも感じる事があり、それだけで辛かったのに礼は本当に強い。。
エドは頑張りすぎと言うくらい礼と一緒になる為に頑張って頑張って本当に本当に凄かった。。(語彙力なし)
そんな二人だからこそ今は幸せいっぱいになれたんだなと思います。。。
はああ2人の将来をずっと見ていきたい、、ですが、
とりあえず幸せをありがとうと言う気持ちでいっぱいです!
ちなみにギルが好きすぎて最初の方はギルとくっつけ!と思ってました。ごめんなさい。
いつか絶対イギリス行ってこの本を思い出しながら過ごしてみたいなあ。
いわずものがな
3巻目ですが、やはり集大成といえるのでは?1巻では、信じられないエドの変わりよう。本来のエドに戻れた喜びと苦悩。
エドの叔父からひどい扱いも受けるレイですが、苦しみごとエドと一緒にいることを選べるレイとエドに また続きが読みたいと願っちゃいます オードリーがまたいいですよ。
オーランドは父 ジョナスは母のようにレイを愛してくれる魅力的なサブキャラ達です
Posted by ブクログ
こんなBLがあったとは。という嬉しさ。
何気なく買ってみたこのシリーズですが、結局この最終巻まで夢中で読んでしまいました。
むしろ途中からもったいなくて読めないくらい。
この巻はいらなかったかも、という感想もありますが、個人的には読んで良かったです。
8年後にようやくすべてが礼とエドの中で飲み干せた、そんな感じ。
エドのひたむきな努力に涙。
なんというか、うまく言葉にできないけれど、愛すること愛されること、互いにどちらもしているから後半特に胸がいっぱいになりました。
最後に礼がパブリックスクールでのことを振り返るシーン。12年間を本当に一緒に体験してきたかのような懐かしみが湧きました。
読んで良かったです。出会えてよかった。
続刊がもうすぐ出るのでそれを糧にしたい。
ほっとした。☆1.5
礼は日本人らしい頑固さと一途さを持っていて、エドは日本人にはない弱さをさらせる強さがあるのはやっぱりお国柄なんじゃないかなぁ!意地と言う感覚が違う気がする。面白い。
青い血のプライドがどんなだかどんな世界なのかまったく想像が出来なかったからピンとこないのは礼といっしょで。主人公に説明しながら読者も説明されてわかっていく。エドの視点での説明だから必然的に礼に。しかも礼は日本人感覚だから共感しやすい。なんとなくどちらかの視点を選んで読んでしまうけど…意図的にそちら側の視点から読む様に誘導されるってのも面白い!