あらすじ
役者として本格的に注目され名実ともに力をつけていく惣五郎と源介。だがプライベートまで視線を集めることに危機感を募らせていた。一方、二人の関係を反対し続けている源介の兄・蔦丸は、とうとう惣五郎の祖父・菊右衛門に直談判しにいき……!? 梨園の御曹司同士の恋絵巻・堂々完結!!
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歌舞伎の名門・玉乃屋の御曹司で若手女形役者の松川惣五郎は、大谷屋の御曹司で立役の若手有望株・新井源介をライバル視していた。同じクラスで、学校でも頻繁に話しかけてくる源介に対抗心を燃やしていたが、ある日、とある舞台で夫婦役を演じることとなる。その舞台をきっかけに2人の関係は変化していくが…
歌舞伎の梨園を舞台にした、一人前の歌舞伎役者を目指す2人の恋のお話です。舞台のシーンや立ち振る舞いなど歌舞伎の知識がたくさん出てくるので、すごく勉強になります。舞台の内容に関わることには注釈がついていたり、情報量が多くて読み応えも!
主人公の惣五郎の成長にも注目です!自信家で、プライドは高いのにプレッシャーに弱い…そんな惣五郎が、敵視していたはずの源介の熱意や舞台での夫婦役を通じて、少しずつ役者としても、個人としても成長していきます。
惣五郎の成長と同時に少しずつ育っていく2人の恋からも目が離せません!
感情タグBEST3
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どうなることかと思ってました
時代の流れがこの世界にも来たってことでしょうかね!ハッピーエンドでよかった!高校生から大人になって、ちょっと大人びてるけど、まだ可愛らしい二人が最高でした。
はぁ〜〜終わってしまった(泣)
割と初期から追っていたので9年と言う長い年月に衝撃を隠せません。
二人の将来は簡単な道程では無いと思うけど二人なら絶対乗り越えられる絆があると感じるラストでした。
イサク先生お疲れ様でした
完結
恋愛をしながら、お仕事の中でもお互いがお互いを高め合っていく2人の姿が好きでした。全てが解決した訳ではないけど、そんな2人の心構えを理解して陰ながら支えてくれる人が身近にいると思うと心強いですよね。菊右衛門さんが若い2人の舞台を見ながら過去の自分たちを重ねているシーンにジーンときました。あの頃の後悔はあれど、あの決断があるから今の源惣コンビが存在しているんですよね。こちらの2人はこの先もずっと一緒にいる未来があると信じています。
続きよみたい
最終話は、後継ぎ問題とか抱えながらも、ふたりが絶対に離れないと誓っておわった…。
できればそこんとこ乗り越えるまで見たかったなー。
まあ、お互いの親族に味方ができたから、解決したも同じなのかもしれないけど。
じいちゃん同士の実らなかった恋も切ない…
いや実は両想いなわけだから、実ってたのか?
でもそうなると、今度は双方の奥さんがかわいそうなことに…
うん、やっぱり好きなもん同士でちゃんとくっついた方がいいね。
もちっと続くもんだと思っていたので、完結さみしいです…
番外編小冊子とか出していいのよ?
星の数、迷ったー
今巻が最終巻とは思えず、あとがきで、えっ? となり……
あっさりとし過ぎのエンドロールに、これで良いのか… 悶々もん。どこか不満足が残る貴作品でした。あいや、面白いのですよ、めちゃくちゃ。