あらすじ
売れない芸人・朝日屋颯太は、放送作家になった元・相方の水無月に誘われラジオ業界に足を踏み入れた。ラジオ業界初心者の颯太は、大御所の長寿番組に生登場のチャンスを得るが、緊張でガチガチ。しかし、持ち前の超マイペースな性格からファミレスにいるかのようにしゃべり出し、最後にはカメラもないのに踊りだしていた。 「なんか変なヤツ」制作サイドに不思議な印象を残した颯太は、新たに音楽番組の新企画をもらい―? 「まさかまた水無月の書いた脚本演れるコトになるとはな」超マイペース芸人と屈折放送作家、クール系ディレクターに、つっけんどんミキサーと片思いアイドル。くせ者だらけの、爽快ラジオ群像劇 第2巻!
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元コンビが一緒に仕事
売れなさ過ぎて将来が見えないとの理由でコンビを解散した芸人が、ラジオの仕事を機にもう一度一緒に仕事をすることになるお話の第二巻。
バイト中の事故からけがを負い、そのけがの功名からラジオ番組のアシスタントに抜擢された朝日屋。
初めてラジオの電波に自分の声を乗せることに緊張するが、パーソナリティーの石渡の機転によりだいぶ慣れてきた。
しかもこの放送のゲストが子供のころよく見ていた元アイドルの女優・明田川日向子だったことからスターが普段着で仕事をしているすがたを見て親近感を抱く。
童心に帰ってしまった朝日屋はリクエストで流れた曲を踊りながら熱唱。
彼の歌声は流れてないが、いい意味で変な奴という印象を周りに与える。
そして次の仕事が舞い込んできた。
ナイター中継が雨天中止になった時などに流れる雨傘用の番組の事前収録だ。
脚本を担当するのは水無月だ。
読み合わせをしながら、朝日屋はコンビが解散しても彼との仕事が続いていくことにわくわくしていた。
天真爛漫な大人という感じの朝日屋と、ツッコミを入れる水無月。
コールタールの二人の息のぴったり合うのがみていてとてもわくわくした。
この二人のコンビをいいと思っていた雪室のモノローグにとても共感した。
ラジオの見えない世界
ネットない時代学生時代にラジオよく聴いてたのでラジオ独特の世界感が懐かしい。
耳だけで聴いてた世界の裏側が見えるのも面白い。
天然キャラのソータを起用しようとする大人の気持ち、分かります。
作り込んでいない自然なソータを生かした番組はつくれるのか?つくれないのか?とついつい先が気になります。
自分が小学生の頃のへこたへれないメンタルの記憶をちょっと思い出しました。
イヤミを嫌味ととらない拗ねてない人、必要なのです。
ソータ
どんどんソータが魅力的でかわいく見えてきた。怪我の功名か、初めてのラジオ出演。ラジオの世界にハマっていくソータを見ていて、ラジオが聞きたくなった。