【感想・ネタバレ】まおゆう魔王勇者 2 忽鄰塔(クリルタイ)の陰謀のレビュー

あらすじ

書籍化にあたりトップクリエーターが集結し、「もっと面白く、もっと読みやすく、もっとわかりやすく」を合言葉に、総監修、桝田省治氏の指揮のもと「まおゆう」の魅力を最大限に引き出しました! 著者の橙乃ままれ氏自身による加筆修正でさらに面白く、文章が横組から縦組になってさらに読みやすく、水玉螢之丞氏のキャラクター原案とtoi8氏のイラストで登場人物たちがさらに輝き、山北篤氏・細江ひろみ氏による脚注で、経済用語や難しい単語もわかりやすくなりました。さらに、SF界の重鎮、笹本祐一氏、新城カズマ氏による対談を付録として収録! おふたりが鋭く「まおゆう」の世界を斬り込みます。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

前巻の最後で南部3か国は聖王国を中心とする中央諸国と袂を分かつことになり、更にはこの巻の序盤で宣戦布告される状況にまで発展します。
 一方南部側は魔王不在の状況でこれに対処しなくてはならず、そこで冬越し村で魔王から教育を受けた子弟達が南部3か国で重要な役割を果たしていくのですが、彼らが魔王から教えられた知識だけでなく、それぞれ独自の上積みを重ねて成長していく所が立派でした。

勇者達サイドの方でもかつての勇者パーティーのメンバー、女魔法使いが登場して、その桁外れの魔法もさることながら、周りのペースを崩しまくる不思議ちゃんぶりで勇者達の中に入り込んできます。

そして今回最もストーリーで大きな役回りを果たしたと言えるのが青年商人で、先物取引システムなどを駆使しつつ小麦を買いあさって小麦の価格を操作し、国々の物流や、中央諸国による南部侵攻などに多大な影響を与えるというスケールの大きさを見せてくれます。

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2017年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

魔王,魔界の族長たちを緊急招集.
モテモテ勇者に第三の女が.
青年商人の仕掛けるマネーゲーム.
そして魔界の秘密が….

面白かったよ.
経済関係の本って言ったほうがいい話だよね.
魔王とか勇者とか言ってるけど.

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2012年10月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

魔王と勇者の活躍が少なく、1巻に較べパワーダウンを感じるが、クリルタイをどう乗り切るかはワクワクする。
前半、魔王は冥府宮で孤独に歴代魔王の霊に耐える。のっとられかけた所を勇者が玄室を壊して無理やり助けだす。
その頃人間界では、南部諸国と中央の戦争が準備され、一方で白夜の国から鉄の国へ奇襲があり、海からは蒼魔族の侵攻というピンチ。それを女騎士、軍人子弟、女魔法使いなどの力で阻む。
面白かったのは、青年商人が小麦を買い占め、(お金があっても食べるものがない)中央の通貨を弱くして、南部の馬鈴薯本位制で2大経済圏の構造を創り上げたところ。

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2012年03月17日

Posted by ブクログ

ネタバレ

魔王と勇者が手を握り、世界を救う?! 経済ファンタジーの2巻目。

1巻目に引き続き、面白かったですね。

農奴解放…はちょっと急激過ぎて混乱の方が大きいんじゃないの?とも思ったりしますが、まあそんなことは些細なことかな。

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2011年10月21日

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