【感想・ネタバレ】異世界薬局 7のレビュー

あらすじ

世界規模で発生した悪霊の被害は、サン・フルーヴ帝都にも拡大していた。神殿や大神官、守護神、神術、そして多くの代償を強いる禁術――そのすべてが悪霊に立ち向かうために必要なものだったと痛感したファルマは、今一度自分がこの世界でなすべきことを模索する。
そして、女帝やエレンたちに降りかかった“呪い”を解くべく、ファルマは現代の医学知識を用いながら研究室の学生エメリッヒらと共に研究を進めた結果、その意外な正体を見つけ出した。大切な人たちを救う治療方針が見えて安堵するファルマだったが、一人の学生を襲った病が、彼の運命を変えていくことになる。
「覚えられないの……。ここ最近、何も覚えられなくなってしまったんです!」
診眼は、ファルマの持つ現代の医薬知識でも助からないと無情にも告げる。
諦めきれないファルマが、その学生の命を救うために取った行動とは――。

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感情タグBEST3

購入済み

7巻を読んで

大神官不在からの大混乱からの立ち直りは早くて良かったと思いますが、運命的なものが複雑に絡み合ったような感じがして、どんな展開になっていくのか楽しみです。

0
2022年12月03日

ネタバレ 購入済み

無題

6巻に続いて主人公の自己中心さ加減がひどく、どんどん嫌いになりました。
そして湯水のように物質創造で文明を近代化させまくる流れも嫌でしたが、なによりその近代化させた理由も過程も必要性も何も無く、無秩序に世界が変わりました。
ちなみにこの巻には薬局のやの字くらいしか出ません。前巻に続きもう薬局とか無いです。
次巻も予告を見る限り薬局は無さそうなので買うか迷います。

1
2020年04月01日

ネタバレ

悪くないが、盛大にいらぬ展開も

盛大にネタバレなので気になる方は決してみないようお願いします。

あまり『薬局』してないのは鎹の歯車の設定を入れた結果、ここまで来るともうしょうがない気もします。
スローライフ的な展開が続いてくれたら良かったのですがだんだんバトルものになってきた笑
なんだか、スローライフ!とうたってる転生物が結局ギルドに入って普通にバトルしまっくとるやん、と思ったのと似ている。

話自体は他の転生物と違い段違いに面白いので好きな作品なのですが主人公の特質を別キャラにも与えるのはやめて欲しかった。
巻が進むと、主人公の影を少し薄くするの流行ってるんですかね。


以下、ネタバレです。





エレンにまで薬神紋や『診眼』はダメだと思う。
輸血したらそれらがコピーされちゃうってどんな設定なんだよ。
話の流れ的にやるんだろうなって思ってたけど、その部分を読んだ瞬間に盛大に萎えた。
せめて、守護神が薬神になったとかその程度で納めて欲しかった。

結核やペストも治しちゃってるからかバイオテクノロジーやゲノム編集まで手を出してますが、
エレンとかに変な力授けちゃう前にインフルエンザとかもっと色々あったろうに。
スペイン風邪とかさ。

良くキャラの住み分けができてたのに、エレンというキャラはある意味で死んだように思う。
パッレとエレンというライバルの上にファルマという絶対的な存在がいることでバランス取って、コメディにもシリアスにも
なってた絶妙な関係は終わった。
その辺はどこ吹く風で描いているが、ものすごい違和感しかなかった。

エレンのファルマの役に立ちたいと思う純粋な気持ちがある意味で作者自身によって踏みにじられた瞬間。
パッレは明らかに自分より優れた弟を持ち、内心悔しくて堪らないはずなのにそれをバネにしてとてつもない努力をして実力をつけてるのに対して、
エレンは休みの日はイベント満載で遊び、往診など今までの生活をただ続けていて、ファルマのようなチート能力を得てしまうのはあまりにもパッレがかわいそう。

パッレは薬神が守護神であり毎日神殿のお祈りも欠かさずしていて白血病も克服しその後前よりも努力を重ねているのも関わらずだ。
まじで哀れ。
エレンが悪くないのにエレンが嫌いになりそうだった。

0
2020年08月05日

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