あらすじ
有効な医薬品を普及すべく「異世界薬局」を開業したファルマ。そんなファルマを待ちうけていたのは、チート能力に危機感を抱く異端審問官――そして、かつて地球でも多くの人々の命を奪った“最悪の伝染病”だった。
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Posted by ブクログ
異世界薬局シリーズ第2巻です。
今回は異端審問官と黒死病の話ですね。あと、統合失調症とインフルエンザ。
異端審問官は前巻の最後でちょこっと話が出てましたので、その話の流れから主人公を悪霊憑きとみなして浄化しに来るのですが、当然悪霊憑きではないので、チート能力で圧倒してしまいます。
商売のお祭り的催しの準備に紛れて、黒死病のバイオテロ部隊が来るので、それを撃退したり、患者を隔離したり、特効薬で治したりとかやっていきます。チートの使いすぎでぶっ倒れそうになるとかも。
統合失調症とインフルエンザはショートなのですが、今後も出てくる重要人物が関わってきます。方や貴族、方や元薬師ギルドではありますが。
今回も面白くて一気に読んでしまいました。テンポ良く読めるのは良いですね。
Posted by ブクログ
影を持たず、人の領域を超えた力を持つファルマは何者なのか、彼自身にもわからない。
良くも悪くも活躍し過ぎて目立ってしままい、ついに命を狙われるようになるが、自らの危険を顧みず、帝国を襲う不治の病に立ち向かう。
患者さんのためを思うあまり、自分のことを後回しにしてしまう性格は、見習いたいようで、限度があるなと。
どんな困難にも立ち向かう少年の姿は、素直にかっこいい。
Posted by ブクログ
ギルドの開設や黒死病の発生など問題が次々起こる。
でも1つ1つ問題を解決して、無事黒死病も終息していく。
ファルマについてはさらに謎が深まった。
Posted by ブクログ
面白かった。主人公ファルマの診断・調薬の御都合主義に思えた能力は気にならなくなりました。
ファルマの悪霊騒ぎは大事にならずに収束。
伝染病の蔓延阻止と悪霊との対決がメインのストーリーでした。
なんか三巻が楽しみになってます。