【感想・ネタバレ】水神の生贄 10のレビュー

藤間麗

神は少女を喰らうか――愛するか。

常闇との全面対決、ついに決着！

少女巫女・有紗陽に真の力を貸した水神だったが、
その生命力は弱っていく。

消滅を免れるには、有紗陽（いけにえ）を喰らわなければならない――

「それでいい！だって私は――」
「私が有紗陽を害するようなことがあれば、殺してくれ」

水神の胸に飛び込む有紗陽。束の間のふたりきりの時間。
ともに眠り、食事をし、こんなに幸せなのに――涙がこぼれる…

こんなに切なく、狂おしい想いがあっただろうか……
胸をしめつける第10巻！

[わかめ · ★★★★☆]

神の力

水神の力が弱まり、消えてしまうのではという展開です。あさひが喰われたときの話を忘れており、なんでだったっけと読み直しました笑

[ブクログ · ★★★★☆]

黒瀬と常闇問題解決。でもわりとあっさり常闇封じられてなんか拍子抜けした。都も元の大王に戻って有紗陽たちも元々いた翠葉流の村へ。母親に苦労させられてる事を共有する翠葉流と黒瀬がなんか良かった。しかし何より後半。水神様の寝姿なんて。以前に有紗陽を守るために取り込んだときに2人は混じり合ってしまったと。有紗陽が現代世界で水神の力が使えたことに納得。有紗陽は人間よりも神に近く、水神様は神よりも人間に近くなってるってことだよね。水神は消えるかもしれないけど有紗陽は？次巻最終巻すごく楽しみ。