【感想・ネタバレ】最果てにサーカス 3のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

購入済み

ヒリヒリします

中也の言動にいつも驚かされる。近くにこんな人がいたら怖い。本質を見抜いて、その先にあるものを知ろうとする。
自分を教えてくれもするだろうけど、剥がされて剥がされてヒリヒリしてくる気がします。

その剥がした先に、更に人の芯を突くような文学があるのだろうか? 続きを読みたい!
でも完と書いてあるから終わりなんでしょうか?

0
2022年01月26日

Posted by ブクログ

以前読んだものを登録。

打ち切りになったのが勿体無い漫画。
文豪好き、中原中也好きの人には、一度読んでもらいたい。

0
2018年01月13日

Posted by ブクログ

第一部完!!
続きが描かれるー、可能性は低そうね。。月子さんのコメント的にも次は史実で、ということか…………。

実際とても興味を持ったし、ちゃんと読んでみよう。

0
2016年10月15日

Posted by ブクログ

富永の死。泰子が小林の元へ行き中也、小林、泰子の奇妙な関係が始まり、中也と小林のそれぞれの文学に変化が……と、いい所で第一部完。最終話が中途半端。続きが気になる。最後まで完結して欲しいと思ってしまう。今の出版社で続きが無理だった場合、この続きをどこかの出版社がだしてくれないかなぁ、と欲をかいてしまいます。

0
2016年10月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

文学者の小林秀雄と中原中也。
実在する二人の関係を軸にした物語。

ストーリーに組み込まれ引用される中也の詩と、作者の美しい絵に引き込まれる。これはすごい。
また中也のカリスマ性や憎めないキャラクターも読む側を引き込む。

2人は泰子という女性を巡ってお互いに対立しながらも、でも文学を極めんとする「同志」として共にあり続ける。互いを意識し、傷つけ合いながら高め合おうとする。なんという業深く、そして楔のように痛ましくも強い関係だろう。それに圧倒された。

作中の中也の言葉が印象的だ。

''僕たちは生きている限り、
お互いをどこまでも傷つけ合って、
とことん地獄まで堕ちて掴むんだ―――
文学の''何か''を。''

第一部終幕ということだけど続きはやってくれないのかしら。すごく読みたい!

0
2017年03月11日

Posted by ブクログ

文士を本人とはかけ離れた姿形、人格で描かれるコミックにはもう辟易していた。
勿論彼等は生身の人間であり尚、私にとっては神様である。
文学史や文壇四方山話なんかは、毎度神々の戯れの様、古事記の様に読んでいる傾向があった。
そんな訳で、自分にとっての神々を無理矢理、人の形をした妄想の道具に貶められるのは御免だ。

だがそう言った面で本作は、本人と乖離した物語、全くのフィクションとして楽しむ事が出来る。
それはやたらめったらラメを塗りたくる様に、彼等をきらきらと輝かせる所業が見受けられないからである。
そして中原中也、小林秀雄等の繰り広げた愛憎劇が、実際に崇高なストーリー性を持つからだ。

目次ページに、「※本作は実在の人物を題材としたフィクションです」とある。
ここから彼等の人生は学べないが、作中に引かれる作品の素晴らしさに、はっとさせられる事はあると思う。
現に文学に親しむ前から中也に親しんでいた私も、また新鮮な視点で詩を読む事が出来た。

ラストシーンはどう転んだって褒められないが…。

<Impressive Sentences>
私は私自身を救助しよう

0
2017年08月30日

「青年マンガ」ランキング