【感想・ネタバレ】最果てにサーカス 2のレビュー

あらすじ

作家を志す文学青年の帝大生・小林秀雄にとって、
まだ18歳の天才詩人・中原中也の存在は脅威となった。
その天分に嫉妬を覚える秀雄は
中也の恋人・長谷川泰子に強く惹かれていく…

一方、二人を結びつけた詩人の富永太郎は
持病の結核が悪化して、死を迎えようとしていた。
次第に重くなる病状の中で中也の心は乱れて…

文学という狂気と孤独の世界に身を投じる
若き中也と秀雄の、胸を打つ青春ドラマはヒリヒリと
痛切なものに転じていく!

事実を基にフィクションを交えて描き出す
『彼女とカメラと彼女の季節』月子氏の新境地第2集、堂々登場!!

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すごい詩!

中也と素子が、月夜に湖の上をボートで漕ぐ所、すごくいいシーン! 言葉の隅々まで分かる訳ではないのに、あの詩にあの映像が浮かびました!

というか、あの詩をよんで、自分だったらどういう絵を描くかなぁ(もちろんこんなに綺麗で的確に描ける訳ないけど)、とその雰囲気を想像したくなるような詩でした!

心の揺れ動きとあの詩が素敵で、あんなロマンチックな経験は誰しもはできないなぁ。

劇的ロマンチック!!だけど、心を削る何かがあって、ぬるま湯ではないもの。

女に揉まれて、友人に揉まれて、人の本質を知っていこうとすると良い文学?に近づくのでしょうか。

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2022年01月26日

Posted by ブクログ

時代や詩が生まれた背景がもう一つ見えてこないまま、ただ不倫の話だけがうろうろしているのはなあ……。
泰子の態度もなんというかあざとくて、妹の気持ちの方がわかるかも。
結局この話だけで終わるとしたら消化不良かもなあ。

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2025年08月04日

Posted by ブクログ

月子さんの中原中也マンガ2巻目。
やはり特殊能力とかでは戦わない。

言葉を残すことは命を残すこと、というのはまったく、自分も同じ欲求があるけど、まあはたして。
怖い。

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2016年04月24日

Posted by ブクログ

<Impressive Sentences>
「それは…
泰子さんは中也とは思想が合うのかもしれない。
でも俺とは…気が合うからだと思います。」

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2017年08月30日

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