【感想・ネタバレ】荒野に獣 慟哭す 1 獣化の章のレビュー

あらすじ

自分は何者であるのか? 意識がもどって五日後、御門周平――自分の名を、そう教えられた――は、自らに問いかける。どうやら山中の屋敷に幽閉されているらしい。やがて御門は、謎の獣に遭遇したことをきっかけに超人的な跳躍力を発揮して塀を乗り越え、屋敷からの脱出を果たす。都内に潜入した御門であったが、複数の組織が彼の背後をつけ狙っていた。夢枕獏のスーパー伝奇アクション、待望の初電子化。

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Posted by ブクログ

 記憶を失ったまま目を覚ました御門周平は、謎の獣に襲われるが、超人的な能力を発揮し難を逃れる。自分は何者なのか、特殊な能力の秘密は何なのか。複数の組織が入り乱れながら、御門の戦いが始まるのだった。

 待望の文庫化ということで、一気に読み進めてしまいました。

 作者得意のスーパー伝奇アクションの世界が展開し、ページをめくる手が止まりませんでした。

 敵も味方も判然としない中で、少しずつ御門の謎が明らかになってくる展開もミステリーのように楽しんでいます。

 1巻の後半に登場する久能というキャラが御門の相棒になることで、さらにアクションの醍醐味や物語の深みが出て今後の展開が楽しみです。

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2014年07月12日

Posted by ブクログ

記憶を失った御門周平を待ち受けていたのは…

夢枕獏の伝奇小説の第一巻である。最初にコミック版を読んだのだが、やはり原作の方が格段に面白い。長らく文庫化されずにいた作品が、コミック版とともに連続刊行されるようだ。

石川賢の『魔獣戦線』にも似ているし、サイコダイバーシリーズのような趣きもある。

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2014年05月03日

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