あらすじ
忘れたい記憶を消してくれる都市伝説の怪人、記憶屋。大学生の遼一は単なる噂だと思っていたが、ある日突然大切な人の記憶が消えてしまい、記憶屋の正体を探り始める……。切ない青春ノスタルジックホラー!
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Posted by ブクログ
切なすぎるラストに胸がキュッてなりました。
読み始めは忘れたい記憶がなくなれば幸せだと思ったけど、やっぱりそれは違うのかなと読み進むにつれて主人公と同じ気持ちになりました。Ⅱも読みたい!
Posted by ブクログ
忘れたい記憶を消してくれる記憶屋。
しかし依頼した人は記憶屋と会ったことすら忘れてしまう。
好意的に思う人もいる一方で、遼一は恐怖や気持ち悪さを感じる。
「操は今、自分が不幸だとは思っていないだろう。しかしそれを幸せだと言えるだろうか?」
本作品は忘れられた側に視点をおいて描かれていた。
大切な人が自分を覚えていない…本当に胸がキュッってなった。
記憶喪失ってだけでも辛いのに、それが本人が望んだものであったらショックよなあ。
記憶屋の真相に迫っていくとき本当にハラハラした。
Posted by ブクログ
主人公が記憶屋を探す話。
題材は面白かったけど、ホラーという感じではなかったかな…
最初はあまり読む手が進まなかったけど中盤位から一気に読んでしまいました。
正体がわかった後、記憶消させるんだろうなと思っていたけど、やっぱり予想通り消されちゃったな…という感じ。
どこまで消されちゃったのかが気になる。
高原さんと連絡先交換した記憶はなんで消されたのかが今だにわからない。
Posted by ブクログ
遼一が事実を知った後に真希が今後力を使わないような未来が揶揄され終わるものかと思っていたので最後の結末に驚いた。真希なりのこれまで背負ってきた事への償い方なのだろうか。だとしたら真希がどうしようもなく救われない独りぼっちの存在になってしまうので悲しい。
記憶を消すことは逃げの選択であり苦しい思い出も抱えて生きていく事こそ美徳だと私は思う。辛い経験があったときに、記憶屋に頼らずとも忘れようとする選択肢を取りがちな自分に対し後ろ指を刺されている気持ちになった。これからそういう経験があった際に忘れる選択肢を早計に取らず、向き合おうとする人間でいたいと思う。
Posted by ブクログ
再読。
「それは私の食べ残し」
真希が記憶屋なのはちょっと予想がついたけど、記憶を消す能力がある真希が初めて大好きな人の記憶を消したとき、丁寧に慎重に気をつけていたのに失敗してしまっていて、遼一が覚えていることは本当はよくないのに嬉しくて苦しい。女子高生にしては強い正義感を持ちすぎて、辛いなら辞めな〜と思うなど。操も絶対記憶消さずに要に押せ押せでいけよ〜という気持ちがありますがそう簡単にいきませんよね世の中の幼馴染は。、はい
消して欲しい記憶を消してもらえるのはとてもありがたい、数々の黒歴史とかこの世から抹消したいので。特定の人に関連する全ての記憶、その人と長く関われば関わるほど自分の人格さえ変わってしまいそうで、他人の記憶を消せなんて到底頼めないなと思った。結局時と場合による。
Posted by ブクログ
男の人だったり大人の女の人だったりしたのは全部真希ちゃんなのか??
面白かったけどスッキリしない終わり方だったな
てか私利私欲のために記憶屋を使うのは良くないな
唯一弁護士さんの使い方がマシだと思った
Posted by ブクログ
辛い記憶を消してくれる存在があれば頼りそうになる。
ただそれに関わっていたら自分の存在も全てその人の中から消されてしまう。存在を消された遼一が記憶屋の正体に迫っていく。
記憶を残したままトラウマを克服して立ち上がるということも大事だが、向き合うことだけでも苦痛の人間もいる。耐えられる基準は人によって違うので、正論や綺麗事だけの問題でもない。何か終始モヤモヤした気分だった。
Posted by ブクログ
テンポもよく、読みやすい。最初は主人公の話で、章が変わるごとに記憶屋に記憶を消される人が変わり、最後にまた主人公の話に戻ってくる。
主人公の、どんなに辛い記憶でも、その人を作っている一部なのだから消すべきではない、という考えが心に残る。この言葉を聞けただけで、この本を読んでよかったと思った。
Posted by ブクログ
記憶屋:都市伝説 消して欲しい記憶を消してくれる。(マインドアサシンでは無い)
主人公は、周囲で特定の記憶が抜けている人達がいる事に気がつく。都市伝説の記憶屋の仕業では無いかと探り出すしていく中で記憶屋に記憶を消してもらう事を願う人達の人間ドラマ。
主人公は記憶を消す事を悪と考える。最後の最後までダメな事だと言い張るが果たしてそうなのだろうか?と私は考える。
忘れたい記憶も、いつか良い思い出になるかもしれないと言うが、忘れたい記憶に苛まれ人生をダメにする事もある。主人公が忘れられたく無いのは自分の事だけで相手の立場に立ってない独善的な独り善がりに思えてしまう。
記憶を消すか消さないかの判断は記憶屋の良心のもと執行されて良い事だと思う。
今のところ私に消して欲しい記憶は無い。