あらすじ
罠と知りつつ、江戸へ向かう禁裏付の東城鷹矢。
待ち受けるのは老中首座松平定信だ。
幕府の走狗として京に赴き、
朝廷の弱みを探る密命をこなしてきた。
しかし、その結果朝幕の主導権争いに巻き込まれ
命を狙われることになった。
この不毛な争いに終止符を打たなければ。
道中の刺客を次々退け、
決意を胸に定信と対峙した鷹矢だが――。
二大権力の暗闘の行方は!?
大人気シリーズ、堂々完結!
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Posted by ブクログ
あまりに敵ばかりで呆れる物語の最終巻。最後に一矢報いることができたのは良かったのだけれども、もう少し先の道筋も欲しかった。敵が多過ぎて収拾つけられなくなった?
将軍家基の急死に松平定信が関わっていたという説に驚き!上田氏の小説は徳川幕府の闇がテーマになっていることが多い
追伸、光格天皇の実父は明治になって慶光天皇の名がおくられ、京都の廬山寺にお墓があります