あらすじ
南條蔵人が禁裏付役屋敷に押し込んできた。幕府に喧嘩を仕掛けたに等しい狼藉は、東城鷹矢にとってまたとない好機だった。捕縛した蔵人を老中に差し出せば、朝廷の弱みを探るという密命を果たすことができるからだ。それをされては窮する者が、蔵人の口封じに動くのは必定。鷹矢は厳重な警護態勢をしき任務を遂行しようとするが、思わぬ妨害工作を受ける。暗躍しているのは一体誰なのか!?
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Posted by ブクログ
ミステリーを読んできたのもあってか、先生の作品を読んでると「父ではなく母では?」「妹ではなく姉では?」「この二人、初見じゃないはずだけど‥」とかあるけど、まあそれがあっても頁をめくる手は止まらないです。