【感想・ネタバレ】禁裏付雅帳 三 崩落のレビュー

上田秀人

朝廷の弱みを探れ。老中松平定信の密命を帯び、京に赴任した東城鷹矢。禁裏付として公家を監察し隙を窺うが、政争を生業にする彼らは一筋縄ではいかず、任務は困難を極めた。一方、幕府の不穏な動きを察知した大納言二条治孝は、下級公家の娘・温子(あつこ)を鷹矢のもとに送り込み籠絡しようと目論む。主導権を握るのは幕府か朝廷か。両者の暗闘が激化する中、鷹矢に新たな刺客が迫っていた──。

[ブクログ · ★★★☆☆]

第三弾
新たなる江戸からの監視役弓江、新たに召し抱えた檜川
新しい人物を整えながら元老中の罠から