【感想・ネタバレ】烙印の紋章XII あかつきの空を竜は翔ける(下)のレビュー

あらすじ

皇帝グールとの謁見を切り抜けエンデの救援へと向かうオルバ。折しもエンデ軍は大国アリオンの皇太子・カセリアの陥穽にはまり窮地に立たされていた。 一方、帝都ソロンでは皇后メリッサがグールとともに竜神教の神殿に立てこもっていた。膠着した状況の中、ガーベラより帰還したビリーナが使者の役を担うことになる。 それぞれの戦いに臨むオルバとビリーナの運命は!?

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Posted by ブクログ

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最終巻。
駆け足で終わった感は否めないが、まあ、それなりに纏まった大団円だったのでいいのかもしれない。とは言え、地球史時代だの何だのって要らなかったんじゃね? と思わなくもない。そこを出してくるのなら、もう少し長く尺を取ってやらないと尻すぼみ感が半端ない。結局、その設定どこ行ったのww って気分になるから。
大人の事情で終わりなのかな。続いた方だとは思うが、こういう古きよきファンタジー的なものは今は売れにくい時代なのかも。
惜しむらくは、イラストが微妙すぎた。カラーはそれなりに綺麗なんだけど、モノクロがすごく幼く見えるので、文章から想起されるキャラクターのイメージと相違が生じる。

でも、好きだったシリーズなので、数年後に竜皇になった彼が再登場する話が始まっても買うと思いますよ。

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2012年10月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

全12巻

残された謎も伏線もすべてほったらかして完結しやがりましたよ!!!作者の力量が足りなかったのか?編集部の肩たたきか?ひどいよ!

それでも、星4つなのは、すごく面白かったから…。

ちきしょー。

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2016年12月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最終巻。

最近のラノベでは珍しい萌要素の少ない作品。

皇子ギルとして生きることとなった元奴隷オルバが、当初は兄の仇討ちのため皇子として振舞っていて、その後仲間の死を乗り越えて偽りの皇子としての自分と向き合い成長する姿に緊張させられた。
ビリーナに偽者とバレるタイミングはいつなのか毎巻気になっていました。
最終巻での2人の下した結末は2人らしいなと思う。

伏線が回収されていない部分は確かに残念な気もあるけれど、
オルバの物語としては完結されている。
戦記ものは、完結した先も物語が続いている気がするので、
多少の謎は残っていても気にならないけれど、
謎が残りすぎ。むしろ更に気になるものも出てきたような……
スピンオフでも出て、少しぐらいは解決して欲しいような気がする。

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2012年12月07日

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