あらすじ
特殊能力を持つ昴・沙耶・隆二・良介。東京での国際会議に出席する遺伝子工学者に復讐するため現れる〈アゲハ〉を生け捕りにしろと、渡瀬から命令される。一方、会場ホテルの警備システムを任されたセキュリティ会社社長の神谷昌樹も独自のゲームを仕掛ける。昴たちの体は既に限界にきており、いつ「破綻」してもおかしくない状態。そんな中、〈アゲハ〉と渡瀬の対決が近づく――。緊迫の第2弾。
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Posted by ブクログ
より「SFさ」が増した感のある文章が印象的だったACT-2。
本作は基本的に3つ以上のグループが同じ舞台で入り乱れる、という形式になってますね。いろいろな思惑が交錯する様っていうのはやっぱり読んでいてワクワクします。
「使い道のない金は、人を変態にする。」
「強制的洗練。すなわち選択的排除。それが未来に対する我々の責任だよ。」
それぞれ神谷と渡瀬の一文です。
なるほど、と思わせてもらいましたが、世のインテリがみんなこんなこと考えてたらイヤですね。
Posted by ブクログ
内容とは関係ないのだけど、読み終わって寝たら超能力で戦う夢を見てしまった。単純~!(笑。
次で最終巻なんですよね?
どう決着が付くのか楽しみです。
Posted by ブクログ
ついにアゲハとの直接対決(というほどでもない)。そこに、仲間を殺されて引けない井原、アウトローの集団の皆殺しを狙う神谷が絡んで、まさに緊迫の展開。昴の能力やアゲハのメンバーも明らかになり、クライマックスへ向けて盛り上がってきた!
緊迫感のあるシーンでも、基本的に日常どおりの昴たちとアゲハメンバーのやりとりは、友達のようでなんだか切ない。
Posted by ブクログ
特殊能力系の話は好きなので、期待して読みました。
元々人の名前を覚えれないので、誰がなんの能力なのか、最後ごちゃごちゃになりましたが・・・。
元々の能力でななく、人工的に何か施されたようですね。
引き続き、2巻も読みます。