【感想・ネタバレ】淡島百景 3のレビュー

あらすじ

*購入者特典 人物相関図つき!



舞台の上だけが、

わたしの生きる場所だった。



同じ夢をみる同志として、ライバルとして――。

少女たちの心模様を鮮やかに切り取る青春群像シリーズ!



淡島歌劇学校に集う少女たちの中で、

舞台の中心で光を浴びることができるのは一握り。

卒業公演でダブルキャストを演じた沙織と実花子。

しかし、実花子は闘病のため淡島を去り、

沙織はトップスターの道を行く。

その後も交差する二人の運命――。

切なくも眩い、少女たちの青春グラフィティ。

舞台女優を夢見る少女たちが集う歌劇学校合宿所を舞台に、
少女たちと、そしてかつて少女だった女たちの
ヒリヒリするような感情のもつれが
あくまで静かな筆致で描かれます。
美しい歌声も華麗な衣装も作中にはあまり登場しません。
登場人物はみな、完ぺきとは程遠く、
無邪気に他人を傷つけてしまいますが、
その姿はとてもリアルです。
分かりやすいキャラ設定ではなく、
その無邪気さに細やかな変化をつけることで
読者はそれぞれの登場人物を認識していきます。
誰かを傷つけた取り返しのつかない過去と向き合い、
自分なりに償う方法を現在進行形で考え続ける先生の姿には
特に圧倒されます。
名作『青い花』とのリンクも楽しめますので、
気になった方は『青い花』もお手に取ってみてくださいね。

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ネタバレはありません。

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