あらすじ
製菓を志すも壁にぶつかっていた椿。彼がスイ達のもと鹿楓堂で働くことになった理由とは…? 鹿楓堂結成秘話「椿編」クライマックス! さらに夏の定番「冷やし中華」を巡る醤油VSゴマだれ戦争に終止符が打たれる…? 泣いて笑える第12巻!
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匿名
椿
椿の過去のお話の続き。
スイやときたか、鹿楓堂に出会った椿。
「夢をつくる場所を スイやみんなからもらった。」
こう語る椿がとても印象的だった。
毎回素敵なお話に心癒される作品。
冷やし中華はじめました
読んでるのは雪も降る真冬なのに何故か冷やし中華食べたくなりました(笑)つばき君回でしたけど癒されました。鹿楓堂があったら行きたいな〜
Posted by ブクログ
椿くんの時々出る過去話がとても好き。共感がある。
スイに出会うまでは製菓をやめようと思っていたという椿。
確かにスイの言う通り、甘いものは命を繋ぐ為に
絶対に必要なものではないけれど
人の心にとっては決して不要なものではない。
喫茶店も、喉を潤すだけなら水でいいけれど
それだけではない心を豊かにするもの。
角崎さんが「椿くんのそれは鹿楓堂だったんだろうね」
と言う台詞が、同業だからこそ沁みる。
「ここなんだ」と思える、夢をつくる場所を
スイやみんなからもらった。本当に素敵だ。
冷やし中華、個人的には胡麻だれ派だが
つばさちゃん達がそれぞれ自分の好きなのとは違う方を
選んでいるところが2人が可愛いし、
鹿楓堂だから大丈夫だろうと思えるような
信頼できるお店があるというのが羨ましい。
ぐれとりっちゃんのエピソードもとても可愛かった。
子供の時ってこういう、本名も知らないけれど
たまたま公園で出会った自分より大人な人から
教わることって結構多いし、重いと思う。
つ、つばきくん…!
ついに気になっていたつばきくんの過去を知れたのと、前回の終わりが少し気になるところで終わっていたのでいつも通りの鹿楓堂メンバーのお話に満足な内容でした。
時折見せる角崎さんの表情も気になりどころです。