【感想・ネタバレ】胡蝶の夢(三)のレビュー

あらすじ

ポンペの帰国とともに江戸の医学所の頭取となった松本良順は、緊張した時局の中で不眠に苦しんでいる一橋慶喜の主治医となり、阿片を用いてこれを治す。一方、語学の天才・伊之助は「七新薬」という蘭方の医書を刊行するまでになったが、その特異な性格が周囲に容れられず、再び佐渡に逼塞する。また、赤貧のなかでポンペ医学を修めた関寛斎は、請われて阿波蜂須賀家の侍医となる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ポンペの帰国から、14代将軍、徳川家茂の死までの本巻。
後半は幕末に活躍したビックネームか連ね、本筋ではないが動乱の行く末に無知な自分には興味を以って読み進めることができた。
相変わらず膨大な資料をかき集めた内容、時に電話をかけての取材もされているようですね。あえて難を言えばフィクションとノンフィクションの境がわからないことかな。

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2017年09月30日

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