【感想・ネタバレ】アルジャーノンに花束を〔新版〕のレビュー

あらすじ

32歳で幼児の知能しかないパン屋の店員チャーリイは、ある日、ネズミのアルジャーノンと同じ画期的な脳外科手術を受ければ頭がよくなると告げられる。手術を受けたチャーリイは、超天才に変貌していくが……人生のさまざまな問題と喜怒哀楽を繊細に描き、全世界が涙した現代の聖書。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

最初はすごく読みづらい。
でもそこを粘って読み進めると、知能を高めていくことによるチャーリーの心境や取り巻く環境の変化、周りの人との関係性の変遷を楽しむことができた。人間関係、特に恋愛において、知的程度が同じであることの大切さ、知能と愛の交錯が秀逸に表現されていて心に沁みる作品。
後半、知能を失うことに自身が気づき、それからのチャーリーの行動や知能を失う過程に涙が止まらなかった。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読書ノート②

あらすじ
32歳になっても幼児なみの知能しかないチャーリィ・ゴードン。そんな彼に夢のような話がまいこんだ。大学の先生が頭をよくしてくれるというのだ。これにとびついた彼は、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に検査を受ける。やがて手術によりチャーリィの知能は向上していく⋯⋯天才に変貌した青年が愛や憎しみ、喜びや孤独を通して知る人の心の真実とは?全世界が涙した不朽の名作。著者追悼の訳者あとがきを付した新版

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2026年02月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

知的障害の青年チャーリィを通して人生とは何かを考える事が出来る。知能が良くなるにつれ、今まで見えなかったものが見えるようになるが、それが必ずしもいい事とは限らない。

終盤は読み進めていくのが苦しい。
日々増えていく思い出せなくなること。分からなくなること。自らの足で障害者収容施設へ行くが、いつか亡くなるその日までどんな思いで過ごすのだろう。いや、もうそういう事も本人は分からないのかもしれない。

これが人が老いて忘れゆく事と似ているとするなら、自分を俯瞰で見つめ直し人生で大切なものを見失わないようにしたいと思える素晴らしい本だった。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

正直、全てを理解したのかと問われると理解できていないと思うが何故だか涙が止まらなくなった。

「アルジャーノンに花束を」は映像化やSNSでも度々話題になっていたことから数年前から手元においていた。
本の厚みといい、以前、中途半端に読んでいたこともあり、なんだか手が伸びず、積読状態だったのだが、最近、重い話の本を読んだことで、ライトな本を読みたい(と当時は思っていた)と考え、今回、読むことにした。

知的障害者が天才になっていくという大まかなあらすじは知っており、ハッピーエンドな物語か。
くらいな気持ちで読み始めた。

初めは、拙く、誤字ばかりの経過観察が読みづらく、なかなかページをめくることができなかった。ところが、読んでいくうちに
「お、誤字が減ってきた」
「今度は句読点使ってきたぞ?」
「あれ?面白いぞ?読める!」
とチャーリィの知能が向上していくように私も読むペースが速くなっていった。

しかし、中盤から彼の経過観察のレベルが上がっていき、難しい単語が羅列されるようになってきた。私は何を書いているのか分からなくなり、読み飛ばすようになってしまった。
それはチャーリィが秀才になってしまったがゆえの結果なのかと思うと作者にそこまで見透かされているのかなと、ゾクゾクした。

そして、また、私が彼の文章を理解することができたそのとき、涙が溢れてしまった。
それは、今まで彼が得た知識の消失なのか、
彼に再び友人ができたという喜びなのか、
読者として可愛らしい彼が手元に戻って来たということの嬉しさなのか、
理由はわからなかったが、最後まで、なぜだか涙が止まらなかった。

本書は最初のライトな印象からは全くかけ離れており、彼の過去に顔をしかめながら読み進めることとなった。そして、過去の経験はどんな姿の彼であっても、決して消えることのない苦痛として残りつづけてしまったのも私を何とも言い難い気持ちにさせた。

読後、ストーリーを思い返すと天才になったのが夢だったのでは?と思ってしまうような長かったようで短かったチャーリィの生活に不思議な気持ちになった。
チャーリィは約半年の出来事を忘れてしまったけれど、チャーリィのおかげで彼の周辺の人のみならず何より、私もこれほどまでにチャーリィに魅了されてしまった。
ご苦労さま。後は自分の思うがままに伸び伸びと生きてほしい。
ヨルシカの『アルジャーノン』を聴いてまた想いを馳せてしまう。

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2026年01月25日

ネタバレ

アルジャーノンに花束を

最初の方はひらがなや誤字ばっかりで読みにくくて嫌だなとか思ったのに見ていくうちにどんどん世界観に飲み込まれる感じがあって最後まで見たら気づいたら泣いてる感じがあってめっちゃ感動した最初は見にくいなとか思ってても数ページ進むだけで時間も忘れて最後まで一気に読んじゃう世界観の引き込みかたが素晴らしい

#泣ける #切ない #深い

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2024年08月22日

QM

ネタバレ 購入済み

切なくなった

終始日記風の書き方で、最初幼児の知能レベルで書いた日記はかなり読みづらかったけど、とある日を境に作文能力が急上昇、こんなに変わるもん??!とびっくりしました。
最初は低知能だったが故にいじめられていると気づかなかったものの、周り対する優しさや希望のようなものが読み取れました。
「頭がよくなる手術」を受けたことによって、数日後チャーリィの理解力や会話の能力はメキメキ上達、でもそれと同時に小さい頃の嫌な思い出やトラウマがよみがえるようになり、それによって苦しみます。
物語が進んでいくにつれてより賢くなったチャーリィは、ずっと憧れだった「他の人と政治や宗教や、そういう高度な内容の話がしたい」という夢は叶えられたものの、昔のような優しさがだんだん抜けていく様も読み取れてそこが切なかったです。
うんと長い間会わなかった妹とは和解できたようだけど、お母さんとは結局そのままで、、、それがチャーリィをさらに傷つけているところも、読んでいて「報われないなぁ、、」と思いました。
最後、知能レベルはまた退化、「チャーリィ頑張ったね、お疲れ様」という気持ちでいっぱいです。

#泣ける

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2023年12月20日

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ネタバレ

文体の変化から主人公の変化が伝わってくるところがおもしろい。

知能が戻っていくあたりの、苛立ちに切なくなった。他人がいることで強制的に自分の変化を見つめなくてはいけなくなるんだと思った。主人公もそれに耐えれなくて1人になることを選択したけど、自分も老いたり病気になって、今までの自分を失う時がきたらそうなるのかなとか考える。

主人公が持っていた優しさは、最初から最後までずっと消えなかったけど、賢くなったら表にでてこなかった。考えることが多くなると頭の中での自分との対話に集中しちゃって、相手がどう思うかがおろそかになってしまうのかもしれない。

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2026年02月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

IQが高くても低くてもその人自身はそこに存在する。
IQが下がるにつれて失うものも増えるが、
そんな中、アルジャーノンに花束を手向けることを
忘れない1番大切なことを忘れてないことに少し目に水分が偏った。

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2026年02月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読み応えあったし、どれだけ変わろうと優しさを失わない主人公の純粋さには心を打たれたのだけど、『号泣必至!!!読まなきゃ人生損!!!』みたいな謳い文句は大袈裟かなと思った。
胸にジーンと響く感じではあるが、涙がボロボロ出てくる感じかというとそれは違う。私自身心が不安定な時期に読んだので、読後全く涙が出なくて「自分はなんて冷血な人間なんだ...」と己を呪ったが、パートナーに読ませたところ「俺も全然泣けんかった」と言っていたので、普通に日本のプロモーションがズレてたんだと気づいた

しかし、良い本であることには違いない。一度は読んでおいて損はないと思う

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2026年02月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

チャーリーが成長していく過程は素直にわくわくしたが、同時に周囲の残酷さに気づいてしまうチャーリーの気持ちを考えるとなんだか切なくなってしまう。

私たちは、たくさん勉強していい大学に行こうと努力して、それが叶うと素直に喜んでしまうが、知能と幸福がイコールになり得ないこの物語はやはり興味深い。

また、アルジャーノンの存在が非常に象徴的である。チャーリーと同じ手術を受けさせられたアルジャーノンはチャーリーの未来を映す鏡のような存在であり、アルジャーノンの変化がこれからのチャーリーを風刺しているかのように感じてしまう。

最後に、なんといっても知能が上がるにつれて洗礼されていく文章はチャーリーの心までもを読者自身に語り掛けてくる非常に驚異的な構造だと思った。

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2026年01月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

Audible
名前だけ知っていていて、読もう読もうと思っていた作品をようやっと。
知的障害の話だとは知らなかった。
初めは拙い言葉を使うチャーリーが可愛かったが、次第に賢くなり、教授や博士よりも賢くなってしまったことに驚き、なんだか好かない性格になってしまったと思った。しかし、またどんどんと衰えていき、また拙い言葉を使い始めたチャーリーを、最後には可愛いではなく、切ないと思ってしまった。
賢くなって周りの人間の言動が理解できるようになった時、理解できなかった時の記憶を覚えているのは辛い。同じ人間なのに。

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2026年01月17日

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