あらすじ
英国帰りの糸井(いとい)は、港町の学校で英語を教えることに。そんなある日、教え子の兄で軍人の手塚(てづか)と出会う。海軍少尉の手塚は、軍服を粋に着こなし、年下のくせに尊大で強引。「可愛いですね」とからかってきたかと思えば、舶来品の土産を贈られたりと、振り回される一方! 真意がわからないでいたら、「僕を教えて差し上げますよ、実地で」とキスされて!?
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本来あるべき豊かさ
何となく大らかで、文化豊かな時代。その一瞬を覗くような優しい作品。本来あるべき心の豊かさを感じました。ステキな作品です。
素敵な終わり方。
こういう明治時代の物語好きです
凄く素敵
なんだろう、そこはかとなく、色気もあり、情緒もあり
過ぎずちょうど良い
やっぱり木下先生だわ
大正モダン 海軍礼服 最高
私の萌えが詰まっているこの1冊でした。
手塚少尉の白い海軍礼服に糸井先生のハットに三つ揃え。女学生のはかま姿。二人の着物姿での・・・
少し窮屈で遠回しな言い回しにもきゅんとします。
木下先生の描かれる攻めは、どこかこの時代の紳士の面影が残る気がして、そして受けはどこかこの時代の奥ゆかしさとピュアさが残る気がします。
じんわり
さすが作者様としか言えない作品。
じわじわ物語が進むにつれて良さが増してくる。
完全に作者様の虜になってます(笑)
ちょっとツンな受けに飄々とした攻め。
このCPを描かせたら右にでるものなしww
今回もありがとうございました!!
レトロ
いきなり唐突に恋が始まったもんで、
え?いつ?どこで??と???となりましたがまぁそこはBLあるあるということで…
エチもありますがかなりサラ~っとって感じです
Posted by ブクログ
これキャラだったのか~読み終わるまで大洋図書系だと思ってましたw
すごく浪漫に溢れた1冊でした~読んでてにやけるにやける。大正っていいなあ。なんか小尉がすごくまっすぐな人で見てるこっちがどきどきしてしまったよ…
Posted by ブクログ
海軍服も和服姿も見ることができて、どちらも好きなのでとても幸せでした////
この時代はいいですよね…喋り方も服装も……!大好きです^^
もう少し濡れ場が欲しかったと思ったので☆4つ。
ストーリーは☆5つです!
Posted by ブクログ
大正ロマン。白い軍服がめちゃくちゃカッコいい海軍少尉×英国帰りの純情英語教師のピュアピュアラブです。
こういうの描くのが上手いセンセです。
港町の学校が舞台になっていて、そこの教師が糸井でその教え子の兄が少尉の手塚です。
詳細な歴史検証したわけではなさそうですが、それでも登場するあらゆるものがレトロで懐かしさがあふれていて、古きよき時代を堪能しました。
あこがれの海軍将校さんである手塚がステキです。登場した時には弟を平手打ちして、厳しい軍人気質かのように思えたのですが、話が進むにつれてどんどん人間らしい良い面がいっぱい見えてきて魅力ある人物でした。
一方の糸井も教師という職業柄、マジメで融通が利かないタイプかに見えますが、物事を公正に見る目があるし純情でかわいいんです。
そんな二人の出会いは喧嘩腰の言い合いからでしたが、あるきっかけから互いのことが気になる存在へとなっていきます。
大正時代だからこその、男同士の恋愛模様が明るく楽しく描かれていて、いっぱい胸キュンさせられました。
学校でも男の子同士が先輩からの恋文で盛り上がったり、女郎との駆け落ち騒動があったり、その時代らしさがあふれる出来事があれこれ出てくるところも面白かったです。
モダンな空気が進んでるようでいて、実は保守的なところもいっぱいあった時代ですね。
だから、男同士の恋愛もストレートな愛の告白じゃなくて、ちょっと小粋なかんじです。ロマンあってすてきでした。相手の気持ちをいろいろなことからきちんと察しなくちゃいけないんですね…
糸井は、照れ屋でぐるぐるしてしまう性格ですが、やるときにはやる潔いところがよかったです。お見合いの席にまでやってきて、とても遠まわしに愛の告白をするシーンに胸がキュンキュンしました。映画のワンシーンのようにドラマティックなんだけど、クスッと笑えるのがいいんですよね~
描き下ろし「今宵月で逢いましょう」は、言葉ではっきり言わなくても気持ちが通じ合っている二人がラブラブでごちそうさまな話でした。
「月が綺麗ですね」は、夏目漱石が「I love you」を日本語に訳した有名な言葉ですね…愛してます、なんて口にできなかったおくゆかしい時代性もあるでしょうが、ロマンがあってほんとにいいですよね。ストーリーにぴったりでした。
Posted by ブクログ
糸井先生、完全にロックオンされちゃってた。
手塚兄、やらしーなあ。ソツのないひとが時折かき乱されてるの見るのはとても愉しいですな。
手塚弟には気の毒であった。
Posted by ブクログ
時は大正、世はモダン――。英国留学から帰国した糸井は、とある港町の学校で英語教師になることに。
そんなある日、生徒と娼妓のかけおち事件が発生! 関係した生徒の兄である手塚と出会う。
海軍少尉だという手塚は、年下のくせに強引で尊大。そりが合わずに言い合いをする二人だけど、
真面目な一面を知って、次第に距離が縮まって…?
Posted by ブクログ
大正ロマンに軍服に和服、眼鏡教師、年下攻に木下さんの絵柄と萌えが詰まっている筈なのに、何故かそこまで萌えきれなかった…期待し過ぎたのかも。プラトニックな時代ならではの二人の気持ちが近づいていく様子はよく分かるし、木下さんはえっちに至る経緯で萌えさせてくれる作家さんなのですが、ちょっと二人の関係がサラっと描かれ過ぎな気もしました。むしろその時代だからよかったのかな?
糸井先生は生真面目ながら英国帰りで自由な思想の持ち主で大変魅力的なのですが、う〜ん個人的にはもう一癖二癖くらいあった方が萌えたかも。純粋で可愛い人なんですけどね。キスをキッスと言う辺り時代もあっていいですね!そして攻のお兄様の軍服姿はとても麗しくて美味しかったです(。・ρ・)ジュル
Posted by ブクログ
大正ロマン、海軍少尉というワードに釣られて購入。
安定の木下先生という感じでした。
糸井が天然系すぎなかったところが好印象。
芯のしっかりあるところがよかったと思います。
手塚は軍服の似合う、いい男でした(笑)。
ラストがさらっとしていたのが残念。
しばらく会えなくなる前なのだから、濃い目に(エロ的な意味で)
描いていただきたかった。
そこが少々物足りなさを感じたところです。
全体の雰囲気的に、さらっと初心さを残すほうが合ってるのかもしれませんが・・・。