【感想・ネタバレ】ゴヤ IV 運命・黒い絵のレビュー

あらすじ

戦争で荒廃したスペインでは聖職者を除く文化人の大半が弾圧や迫害の対象となり、友人が次々に投獄されていく。1815年、ゴヤも『裸のマハ』が破廉恥で公序良俗を侵害する作品と、異端審問所に召喚され――。妻の死後、40歳以上も若い女性と同棲し、晩年に単身フランスへ渡り、「おれはまだまだ学ぶぞ」と描き続けたゴヤの最期は? 彼の生涯を通して近代ヨーロッパの変遷を追う傑作評伝、完結編。

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Posted by ブクログ

四部作最終巻。「俺はまだ学ぶぞ。」
老人の域に入っても創作意欲は衰えず、
最後まで芸術家として生ききった。
「気まぐれ」、「戦争の惨禍」、「妄」、「黒い絵」と続き、
最後の絵「ボルドーのミルク売り娘」には眼を奪われた。

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2015年03月26日

Posted by ブクログ

500頁超える巻を4巻、漸く読み終えた。ゴヤがこれほどの数の作品を残したとは驚きである。
ゴヤはと言えば、エネルギッシュで、野心家である。
スペインの時代背景とともに、ゴヤの生涯とその作品群を紹介していく大作を読みきった満足感で一杯である。

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2013年08月10日

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