あらすじ
●主な登場人物/名越進(34歳。新宿の車上生活者だが、かつては外資系エリート銀行員だった。頭蓋骨に穴を開ける手術を受けて以来、左目に変なモノ=ホムンクルスが映るように)、伊藤学(22歳。名越に「頭蓋骨に穴を開ける手術」を施した医大生で、金持ちのボンボン)
●あらすじ/整形前の顔も記憶も思い出せず、路頭にさまよう名越。だが、整形前の顔を撮った写真を一枚だけ靴の中に入れておいたことを思い出し、それをマイカーの中から探し出した名越は、ついに自らの素顔と対面する。そして、そこから当時の記憶が次々とあふれ出てくるが…?
●本巻の特徴/整形前の自分にも、生の実感が何ひとつなかったことに気づいた名越。だが、形を変える直前、唯一本物の視線を向けてくれた女性がいたことを思い出す。果たして、その女性とは!?
感情タグBEST3
素晴らしい表現。 人間の本質。
人間の潜在意識を深く俯瞰的に見れるよう、卓越した描写。
まさに傑作。
自分を見つめなおしたい人は、見てみてください。
トレパネーションへの興味と○○
トレパネーションの行き着く先は?という興味で引っ張られていきます。最終巻まで読んだので、結局ああいう感じになってしまうのかぁ〜という感想です。ネタバレになってしまうので、最終巻まで読んでのお楽しみです。あの結末は自分としてはそれなりに納得できました。良作だと思います。
Posted by ブクログ
終わりに近づいたかと思えば、また穴開けるとかいって、
一波乱ありそう。
「身体があるからこそ たった数ミリの…」のセリフは良かった。