あらすじ
「嘘」が聞こえる鹿乃子と、貧乏天才探偵の左右馬のコンビが繰り広げる、本格推理に、千代ちゃんの少女探偵事件簿、スペシャルショート… レトロモダン路地裏探偵活劇、盛りだくさんの第4巻!
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「嘘を聞き分ける」ことができる、不思議な能力を持つ少女・鹿乃子と、そんな彼女を助手とする貧乏探偵・左右馬(多分イケメン)の探偵劇!
さまざまな怪奇現象を解いていきますが、シリアス過ぎずコミカルで、読みやすい♪
さらに、絵が細かくて綺麗なので、キャラクターの個性が引き立っています♪
恋愛要素は少なめながら(今後増えるとイイナ)、鹿乃子と周りの人たちとの信頼関係、そして鹿乃子の真っ直ぐで誠実なところに心温まります('v'*)!
そしてなにより、左右馬の適当に見えて適当じゃない考えぬかれた行動は、さすがです!「能ある鷹は爪隠す」とはこういうことを言うのかな?!
直木賞作家・辻村深月先生もご推薦の当作品をぜひチェックしてみてくださいね☆
感情タグBEST3
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先生♡
お金とご馳走大好きな先生が大好きです♡先生は冗談でしかウソをつかないし、数歩先回りした人想いなところが本当に凄い!鹿乃子との間に何か生まれそうだけど、今の距離感がすごくのほほんとしてていいな!
悪者が居ない話もほっこり
馨さんを探すお話は、そこまでかと言うほどの馨さんの真面目さと、そんな馨さんへの左右馬さんの信頼、更にお互いの信頼に応えようとする二人の気持ちが心地よいです。人に嘘をつくこと、自分に嘘をつくこと、信じること、信じたいと思いこむこと・・・色々考える作品の中でも、悪人が居ない話で、紫陽花のお話とともにほっこりしました。ジブリの作品の中でトトロを好きな理由が「悪者が居ないから」と答えたかたと同じで、痛快な謎解きも面白いのですが、たまにはこういう方向も良いかなと思いました。
2巻の寛二さん容疑者と疑われ再登場
寛二さんが泊まった島の中の家で事件発生
そこで優しくしてもらった夫婦に今度は疑いがかけられ
その夫婦が疑われるなら事件解決しなくていいと言い出す
利用された寛二さん
犯人の企みに気付けなかったかもしれない
恐怖と罪悪感
寛二の苦悩が伝わります