あらすじ
女給・リリーと恋人の貫二とのケンカに巻き込まれた左右馬と鹿乃子は、事件の鍵を求めかつて殺人があった幽霊屋敷に潜入…!?
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「嘘を聞き分ける」ことができる、不思議な能力を持つ少女・鹿乃子と、そんな彼女を助手とする貧乏探偵・左右馬(多分イケメン)の探偵劇!
さまざまな怪奇現象を解いていきますが、シリアス過ぎずコミカルで、読みやすい♪
さらに、絵が細かくて綺麗なので、キャラクターの個性が引き立っています♪
恋愛要素は少なめながら(今後増えるとイイナ)、鹿乃子と周りの人たちとの信頼関係、そして鹿乃子の真っ直ぐで誠実なところに心温まります('v'*)!
そしてなにより、左右馬の適当に見えて適当じゃない考えぬかれた行動は、さすがです!「能ある鷹は爪隠す」とはこういうことを言うのかな?!
直木賞作家・辻村深月先生もご推薦の当作品をぜひチェックしてみてくださいね☆
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このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
嘘が聞こえるということ
ほのぼのトーンの作品だと思っていたので、巻の冒頭で殺人事件から始まってびっくりしました。現在の時系列じゃなくて、ほっとしました。
「嘘が聞こえる」特性を持つ人物がヒロインなのに、嘘と真逆のテーマである「信じる」がストーリーの中で浮き立ってくるのがよかったです。
匿名
嘘の真意
鹿乃子ちゃんは嘘がわかって、祝先生は嘘がわからない。
そんな二人だから補って真実にたどり着けるって事ですね。
すごいけど
幽霊屋敷の事件は、そのつながりや解決が見事でした。けど犯人の女の残虐無比ぶりが怖すぎる。カノコが自分の力に苦しみながらも、これからもあきらめないでほしい。