あらすじ
時は昭和初年。「人のウソが聞き分けられる」能力を疎まれ、生まれ故郷の村を出た浦部鹿乃子。空腹で行き倒れた九十九夜町で、貧乏探偵の祝左右馬と出会い…!?
...続きを読む
「嘘を聞き分ける」ことができる、不思議な能力を持つ少女・鹿乃子と、そんな彼女を助手とする貧乏探偵・左右馬(多分イケメン)の探偵劇!
さまざまな怪奇現象を解いていきますが、シリアス過ぎずコミカルで、読みやすい♪
さらに、絵が細かくて綺麗なので、キャラクターの個性が引き立っています♪
恋愛要素は少なめながら(今後増えるとイイナ)、鹿乃子と周りの人たちとの信頼関係、そして鹿乃子の真っ直ぐで誠実なところに心温まります('v'*)!
そしてなにより、左右馬の適当に見えて適当じゃない考えぬかれた行動は、さすがです!「能ある鷹は爪隠す」とはこういうことを言うのかな?!
直木賞作家・辻村深月先生もご推薦の当作品をぜひチェックしてみてくださいね☆
感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
最高
ストーリー構成、絵、キャラクター全て丁寧に作り込まれていて最高に面白いです。コメディタッチで楽しくよめるところも、キャラクターの成長が丁寧に描かれているところも大好き。そして、何より左右馬先生とかのこちゃんの関係性がニヤニヤします。今後が楽しみすぎます。左右馬先生が本当に格好良すぎ。
匿名
ウソの見破り方
TVドラマでも同じような話がありましたが、シリアスな感じでした。
こちらは祝先生のキャラクターのお陰か明るく楽しい話にまとまっていますね。
絵がきれい
独りぼっちだったカノコがようやく居場所をみつけれてよかったです。キャラたちみな個性的で楽しい。金をもって逃げ回る先生が最高。
意外にも
面白かったです。あまり期待してなかったから余計に。シリアスになりすぎず、笑えるところも多い。しかもかのことそうまもさることながら、2人の周りの人達も優しくて心に染みる。
昭和初期のお話
浦部鹿乃子16歳は人のウソがわかる
『鹿乃子といると心のぞかれているようで
気持ちが悪い』と子供の頃から
気味悪がられた
ある町で出会った
祝左右馬は探偵で
『人をよく見ている人』であった
鹿乃子の
『人を悪者にするような
そんな嘘はついちゃダメ!!』
という、真っすぐな性格を見抜き
ウソがわかる『能力』を
”たくさんの人の力になれる”
”悩みは一緒に抱えるよ”
と、探偵の助手になることになった
楽しいです。ウソを見抜く力のあるヒロインが探偵助手をしているから、ウソという人間のマイナス要素をはらんでいるのに嫌な気持ちにならないです。