【感想・ネタバレ】翔迷宮・石迷宮 -京&一平シリーズ 6-のレビュー

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aki

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シリーズ第六巻

紙→電子再読。毒舌&冷静沈着でクールに見える綾小路京と、お人好しで裏表がなく熱い山田一平。そんな二人が様々な事件を解決する迷宮シリーズ。
「浄夜-戒めの鐘-」→熱にうなされる京の高校時代。人を寄せ付けない頑なさが、かえって敵愾心を煽ってしまい……。空回り。
「翔迷宮-赤い鳥の殺人-」→「翠迷宮-竜湖畔の殺人-」に登場した京の保護者の死去後、京の様子が変?縁のない女性の頼みを聞き、家を訪れる二人(一平は保護者付き添い?)。 前回の話と同様に、動けが動く程結果として空回りになってしまう京が悲しい。案外一平とは正反対のように見えて、器用貧乏的な所は似ているのかも?と思いました。
「チョコレートクリンクルの罠」→アキラ&結城。不倫の末自殺未遂した千佳を預かることにしたアキラの母。アキラの言うことは事実その通りですが、高校生が言っても説得力がない感じもします。
「石迷宮-カストール家の殺人-」→イタリアへ行く京&一平とアンリ。そこで起こった事件。真実の口で砕かれた遺体。京は手がかりを発見し……。事件以上に無免許執刀した京はどうなるのか?地位や権力よりも働き者で優しい父や良妻賢母の母等々の方が良い……みたいな場面が多いのは作者の考え?さりげに独語を話せる一平すごい。
「銀迷宮-双子座の殺人-」→二人が出会って間もない大学一年。純粋な一平にイラつきつつ、人を拒絶しながら結局京も誰かを救っています。
「606の男・Ⅱ」→アキラと結城。しりとりからの痛いものの話。ピー音には何が入るのでしょうか。どっちも経験している?結城。短編連作コメディの「あたしの湊クン」、「はるかと一緒!」。最後に文庫描き下ろしとあとがきあり。

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2023年12月07日

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