【感想・ネタバレ】リィンカーネーションの花弁 12巻のレビュー

あらすじ

この島を出ることは、誰にもできない。“輪廻の種”入手を期し、“絵之島”へ到達した東耶達。待ち受けたダリの奇才に、いきなり全員戦闘不能…!!

...続きを読む

自らの首を切ることで、前世に眠る才能を掘り起こすことが出来る"輪廻の枝"。枝により才能を手にした"廻り者"が激突する、異能バトルマンガ!
主人公・扇寺東耶(せんじとうや)は、優秀な兄と比較され続けるという生い立ちを経て、他を圧倒するような才能を探し求めていた。ある日の帰宅途中、殺人鬼の犯行を目撃してしまい、クラスメイトの灰都=ルオ=ブフェットと共闘する。戦いを通して灰都らに認められた東耶は、多くの才能を擁する"偉人の杜"に参加し、数々の戦いに巻き込まれていくことになる。
歴史上の人物をモチーフにしたバトルマンガとしてもかなり面白いですが、人間としての在り方を悩む東耶、揺るぎない信念を持つ敵など、精神性に焦点を当てて描かれている部分も読み応えがあります。偉人の才能の解釈も広く、戦闘のイメージのない偉人でも登場するため、能力の考察をするのも楽しいかもしれません。
能力系バトルマンガが好きならぜひ一度手に取っていただきたい作品です。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ネタバレ

美術会の目的、種の所有権、彼らとのバトルは意外な方向に展開し、その中で明らかになった会の存在が面白い。特に医術会はなるほどなぁ……と。亡き項羽がそれらの会創設に絡んでいるというのも今後の伏線として気になる。
そして、急襲するアルベルトとニュートン。次巻が本来の戦いが始まる繋ぎの巻であるとも言えるが、多くの新しい設定もすーっと入り込んできて面白かった。

おまけマンガ、退場部屋でお茶をすすりながら現世の様子をテレビで見てる十兵衛がとてもよい。

0
2020年08月23日

「少年マンガ」ランキング