【感想・ネタバレ】新三河物語(下)のレビュー

あらすじ

本能寺で信長が斃れ、天下は秀吉が簒奪した。大久保一族では彦左衛門が成長し、忠世・忠佐の奮戦を支え続けた。上田攻めでは真田昌幸、大坂の陣では幸村の深謀に苦戦しつつも彼らの忠義は一瞬たりとも揺るがなかった。やがて、家康は天下を掌握し、忠世・忠佐とも大名となるが……。大久保一族の衷心と、家康の絶望的な冷淡。主従の絆の彼方にある深い闇を描く歴史雄編堂々の完結。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

上田攻め、大久保忠世と信康の側近だった平岩親吉、鳥居元忠の対立。酒井忠次の隠棲。家康が心に秘めた信康の死に対する気持ち。大久保忠隣の失脚。大久保彦左衛門の結婚。『三河物語』の執筆。

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2012年09月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最終巻。大久保家の没落が描かれるが、その段は割とあっさりしている。上巻のころの、家臣のために身体を張る、さっそうとした家康と、この巻の冷徹な天下人としての家康。その変質は、愚直に忠義を貫き続けた大久保家の視点からみるととりわけ寂しく感じられた。

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2014年09月14日

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