あらすじ
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ユニコの神奈川工場長・新城悟郎は、採算悪化を理由に、突然、工場閉鎖を告げられる。残された時間は3か月。苦悩する新城だったが、学生時代の恩師ジョナに偶然再会。ジョナは、これまでの常識を覆す考え方で工場が抱える諸問題を次々に解明していく。企業のゴール(目標)とは何か――TOC(制約理論)の基本が学べる。
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Posted by ブクログ
製造業に就いている人はぜひ読むべき本。
漫画で描かれているので非常に読みやすい。
特に管理者の方におすすめ。
【概要】
・会社指標は
純利益、投資収益率、キャッシュフローの3つ
・会社でのお金の表現としては、
スループット、在庫、業務費用の3つ
・生産性を上げるためには
ボトルネック(制約)を基準にすること
・ボトルネックを見つけて、基準にし、
ボトルネックの能力を高めることが
スループットの向上につながる
Posted by ブクログ
世界的名著、ザ・ゴールの漫画版である。原作は、1984年の発売当時、同書で紹介しているTOC(Theory of Constraints : 制約理論)が日本の文化に一致しているため、日本で翻訳出版されると、貿易の不均衡が加速し、世界経済が破綻すると著者の意向で17年間翻訳が禁じられていた。それほど影響のある問題作を漫画にし、内容を理解しやすいように編集されている。
主人公が務める工場が赤字であるため、上司から3か月以内に経営を立て直さなければ工場を閉鎖すると勧告を受けるところから物語はスタートする。
立て直しの活動をしていると工場特有の問題が多発する。在庫過多や納期遅れである。
理想的工場を実現するために、仕事の流れをスムーズにする必要がある。ボトルネックを見つけてそれに集中して改善していくという全体最適だ。
全体最適のマネジメント理論がTOC,制約理論である。その理論を普段の生活でも起きる問題をヒントにし、わかりやすく解説されている。制約理論がある程度理解できたら、自分の仕事で発生する問題を当てはめていけば理解が深まるだろう。
コミック版を読んでから原作を読んだほうが、理解が進み、理論を自分のものにできるであろう。
あの、ザ・ゴールのコミックス版
全世界で大変多くの人に読まれた、ザ・ゴール。その本のコミックス版がこれだ。ビジネスで学ぶことがコミックスで学べるなんて、楽しいじゃあないかと思えれば良いね。