【感想・ネタバレ】乱紋(下)のレビュー

あらすじ

権力をほしいままにした豊臣秀吉の立場に暗い影がさしはじめた。そんな折、おごうは三度目の花嫁となった。嫁ぎ先は徳川家康の嫡子にして江戸幕府の二代将軍となる徳川秀忠――。秀吉の死、関ヶ原の戦いなど、歴史が大きな転換期に到達したとき、お茶々とおごうの姉妹は、日本を真っ二つに分けて対峙する両陣営の頂点にいたのだった。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

 お江を中心に話は進んでいくものの、お江が何か積極的に動いたり、苦悩したりするわけではない。ハラハラしているのはいつも侍女で、最初から最後まで傍目には「どんくさい」女性、何を考えているのかわからない人、むしろ「考えたことがあるの?」という印象が残った。
 周囲の環境だけがめまぐるしく変わっていく(豊臣政権→徳川政権への時代の変化、3度に渡る婚姻)が、全てに抗うことなく受け入れることで、最終的には栄達に達したお江。
 運命に抗って生きることより、運命を受け入れて、ありのままに生きていくことへの道を示したのだと思う。
 (よく言えばそうなるが、悪く言えば、ただ運が良かったどんくさい人、という印象がこの書に限っては強く残った。)

0
2011年02月19日

Posted by ブクログ

ネタバレ

結局、ごうの侍女目線のお話でした(笑

戦国時代、、時代に翻弄されて今の私達に置き換えて考えられないような人生を送った江、、、
自分を捨てずに生き抜くために自然と身にまとった性格(って言うんでしょうか?)
長年傍にいる侍女おちかの平凡な目線がおもしろかったですね。

でも、、、一体ちくぜんって何者だったんでしょう?(笑

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2016年05月25日

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