【感想・ネタバレ】大使閣下の料理人(25)のレビュー

あらすじ

倉木大使の食卓外交のため8年間尽力してきた公。最後の仕事は大使を招いての設宴だった――!! 倉木大使が新たに中国大使に起用された!! その承認を得るため中国へ向かった大使に同行した公は、周恩来直伝の豆腐料理で無事に設宴を終える。そして、倉木大使の命令に背き、古巣のNKホテルで食卓外交に従事することになった公は、大使を説得するため最後の設宴に挑む!! ――『大使閣下の料理人』いよいよ最終巻!!

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食の外交官

大沢公の大使公邸料理人としての活躍を通じて、様々な出会いや料理の数々を描いた傑作。

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2021年07月10日

Posted by ブクログ

友人の勧めで読み始めた「大使閣下の料理人」。ちょうどベトナムに関心があったタイミングで、在ベトナム日本大使館に赴任する料理人の物語という設定に惹かれました。

料理を通して外交や文化の違いに向き合う主人公の姿勢が、30代の自分自身と重なる部分も多く、強く心に残りました。作り手の思いがどう届くか、という葛藤や挑戦もリアルで共感できました。

ベトナムの描写も見どころで、戦後復興期のような熱気とカオスが伝わってきます。料理が国や人の関係性を変える力を持つというテーマも深く、グルメ漫画としての知識と教養、クリエイティブの面白さも詰まった作品でした。

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2025年08月18日

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