【感想・ネタバレ】いぬやしき(5)のレビュー

あらすじ

犬屋敷壱郎(いぬやしき・いちろう)と獅子神皓(ししがみ・ひろ)。二つは同じ強大な力を持ちながらも、その存在は対極をなす。人を救う事に生きがいを見出す犬屋敷。そしてその反対に、獅子神は人を殺す事で生きている実感を得ていた。だがある時、殺りくを繰り返す獅子神に、警察の手が伸びる。母親の前で力を使えない獅子神は、果たして……。

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宇宙人の手によってロボットにされた2人の男性――冴えない初老のサラリーマン・犬屋敷と、男子高校生・獅子神――が、人間としての「生きている実感」、というテーマに対して、まったく正反対のアプローチをしながら、壮絶な戦闘を繰り広げる物語。
自分の存在意義とは何か、を自分自身に問い、片方は人助けをし、もう片方は虐殺をしてしまう。それぞれの「強さ」や「弱さ」、そして人間としての「葛藤」や「達成感」が、手に取って分かる豊かな描写で表現されている。
じいさんが大活躍する胸アツのストーリーに、のめり込むこと間違いなし!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

だめだ…泣ける……。
獅子神くんは確かに悪いことや許されないことをしたよ。こいつマジやべーなと思うときもあったよ。でもやり直そうとしてんじゃん。自分を大切に思ってくれる人が傍にいるだけで獅子神くんはあんなに優しくなれるんだよ…お母さんを思って泣ける子なんだよ…なのになんでそれを見てあげないの…。形だけの投獄と反省に意味はあるのか。

でもいぬやしきって妙にリアル感強くてそれが笑えるよね。あるあるネタのような。やな世界だな。

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2015年11月24日

匿名

ネタバレ 購入済み

この巻も面白かった

高校生の安っぽい正義感をリアルに表現できているなって思った。できるだけリアルに描こうとしてる作風ゆえ、こういうところが面白い

#ドキドキハラハラ #カッコいい

0
2024年02月06日

ネタバレ 購入済み

いびつ

万能を得た一方の主人公が、人間の醜悪さを、中途半端な正義感で叩きのめし、救世を目指す。もう一方の主人公は気まぐれに任せて殺戮を繰り返す。結果が分からない作者の恣意で描くシミュレーションに立ち会っている気分。

0
2023年11月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ネット民をロボット少年が殺していくところが痛快だった。彼がお世話になっているおばあちゃんと孫の二人家庭がなんだか切なかった。『GANTZ』の時の加藤と弟の二人暮らしが慎ましく暖かい感じを思い出した。

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2017年12月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

5巻は獅子神がメインの巻なので、犬屋敷さんは出てこず。獅子神が良い方に向かったのは良かったが次巻である6巻は波乱の巻になりそうな予感。

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2015年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は全部皓のターン。警察に乗り込まれて逃げた先は同級生の女の子とおばあちゃんの家。そこに匿ってもらう間に母親はマスコミに追われたり姿を消したり自殺。悲しみにくれた皓は母親を追い詰めたマスコミや2chの書き込みユーザーを片っ端から襲撃。PCからばんばん撃ち殺すのはすごいこと思いついたなーと感心した。そんなのありなんだ。同級生の女の子のおかげで大量に殺した代わりに同じだけ人を救うことにした皓。ツイッター使って拡散してもらうところがまた今時の学生だな。犬屋敷さんはひっそりやってるのに。空飛ぶ時の女の子の抱き方が変わってて大事にしてる感じが伝わってきた。のにまた追っ手が来ちゃったのかな。皓がいい方向に変わろうとするタイミングでやってくる追っ手。

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2019年04月21日

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