あらすじ
ラミア、ハーピー、ケンタウロス、スライム、マーメイド、アラクネ、モノアイ、リビングデッド、オーガ、ドッペルゲンガー、そしてデュラハン…可愛いモンスター娘たちと同居することになった人間の主人公。DTとは思えないモテモテハーレム状態だけど、モンスター娘とのエッチは法律で厳しく禁止されていて――!? 9巻では、メロが“人魚王国の姫”であることが判明! 母親でもある女王様から帰国を命じられるが…。出番が少ないことで有名なデュラハンのララ回も収録!
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毎度お馴染み…
安定の軽さ楽しさだったが、38話だけはオチがアクロバットだったな。「生と死」の境界概念を押し広げて「生物として死んで人間として生きる」という解法。
いやまぁ、ララちゃんならではの解法ではありました。さて、次に彼女がメインのエピソードは、出るんだろうか?
Posted by ブクログ
モンスター娘たちとの日常を描いたシリーズ第九弾の今回は、前回の引きでもあるメロの実家に関わる物語と、その都合で入院した主人公がララとともに入院患者の少女と関わる物語を収録している。
相変わらず安定してエロいところなどは、きちんと持ち味を活かしているところだろう。メロの母親との諍いは案外危機的な状況に到っているが、その経緯も含めてコミカルに軽く描いているところはこの物語らしいところだ。
今回は星四つと評価した。ストーリーが進行していく類の物語ではないし(あくまで日常を描いた物語なのだから当然だろう)、こうした評価に落ち着くのは自然なことかもしれない。
Posted by ブクログ
メロの母親である人魚たちの女王が、メロの人間界への留学をとりやめるようにいいわたします。スキュラのオクトが、人間との悲恋にあこがれる人魚たちを罠にかけており、危険が大きいと判断したのです。パピたちがメロとの別れを悲しむさなかに、メロがオクトにさらわれてしまい、公人はラク姉さんたちとともにオクトのアジトに潜入し、メロを救出しようとします。
しかし、オクトとの戦いの結果、彼女には人魚たちを騙す気はなく、すべては自分の悲恋を実現するための女王の計画だったことが判明します。メロもまた、公人を巻き込んだ悲恋にあこがれていたものの、彼との別れに納得できず、母の命令にあらがおうとします。
ほかに、重い病で入院している人間の少女とララの交流をえがいたエピソードもあります。
今回は、ほぼ一巻まるまる費やした大掛かりなストーリーですが、シリアスな雰囲気はありません。これはこれで本作らしいといえるのかもしれませんが、たまには登場人物たちのカッコいいところが見られるエピソードも読んでみたいと感じました。