【感想・ネタバレ】シティーハンター 18巻のレビュー

あらすじ

冴羽リョウ、通称シティーハンター依頼人の望みに100パーセントこたえる街のスイーパー。
ボディーガードから、殺しまで手広く請け負うが、依頼は美女絡みか、依頼人の本音に「心が震えた時」しか受けない。
今は亡き親友の妹、槇村香をパートナーに病んだ都会の闇に蠢く悪を撃つ!!

Complete editionでは…
・雑誌掲載当時のカラーページを完全再現!!
・過去のコミックスにて未収録ページも復活収録!!

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新宿を舞台に、スイーパー(掃除屋)として暗躍する男・冴羽獠(さえば・りょう)。
彼への依頼方法は、新宿駅東口の伝言板(!)に「XYZ」の暗号を書くこと――。
そんなノスタルジーあふれる設定で、1980年代「週刊少年ジャンプ」黄金期の一翼を担った、北条司先生のハードボイルド・コメディ『シティーハンター』。
いわずと知れた名作です。

その抜群のスキルを武器に、冴羽獠が、相棒の槇村香(まきむら・かおり)やライバルでもある海坊主(本名は伊集院隼人(いじゅういん・はやと))らと協力しながら、毎回持ち込まれた事件を解決していく、というのが、本作の基本フォーマット。
序盤こそハードボイルド感強めな味付けですが、獠の“もっこり”、香の100tハンマーによる「天誅」、女性に弱い海坊主など、毎回差し挟まれるお約束のギャグ要素が相まって、子どもから大人まで楽しめる作品に仕上がっているのは、さすが北条作品といったところ。

そして、とにかく主人公がカッコいいんだこれが。
普段はだらしなく、美女にはめっぽう弱いくせに、決めるときは決める。
そんな冴羽獠の男の魅力に、当時好みのタイプを完全に方向付けられてしまったという大人女子諸兄も多いのではないでしょうか?

『キャッツ♥アイ』(集英社)に続き、北条司先生の連載作品は本作が2作目。海坊主はじめ『キャッツ♥アイ』から引き続き登場するキャラもいるなど、2作続けて読むと新たな発見もありそうです。
読了後は、セルフリメイクとして本作のパラレルワールドが描かれた『エンジェル・ハート』(ノース・スターズ・ピクチャーズ)もぜひ!

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感情タグBEST3

購入済み

香とさゆりさんの楽しそうなふれ合いを見た獠の表情。先生の描写力に感動でした。やっぱり名作として残るものはスゴい。

#笑える #切ない #カッコいい

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2022年01月02日

ネタバレ 購入済み

こずえちゃんの話は、小学生を守るめずらしいパターンで面白かったです!香の実のお姉さんも登場して、次巻も目が離せない!

0
2020年10月02日

購入済み

飯まず、珈琲、風呂まだか?

必要なタイミングでスッと助けに入るリョウ、いつ見ても痛快、爽快。
女性もみんな強くて好き。
主役クラスの人たちはいつも頼ろうとするのではなく、与えようとする人が多くて好き。

ただ、姉が出てきた話は…昭和の感覚だけれども、
これって全部自分でできることばかり。

どういうつもりで作ってもらった食事をお客さんの前でまずいと言い、食後のコーヒーを豆を轢かせるところから命令し、その最中だって分かってるのにお風呂の注文。しかも湯加減まで。

冴羽リョウは大好きだけど、この感覚…少子化の一因になったのは男性が家でやれることを女性に甘えて負担させるのを当たり前としてきたからじゃないかしら?

男性は外で働き、女性は家で家事だけをやる、、のだったら致し方ないけれど…

この感覚、男性は自己重要感を満たしてるのか、甘えてる自分に酔ってるのか…不可解な謎。
 

#アガる #シュール

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2024年11月16日

Posted by ブクログ

"「さゆりさん…香は槇村を…兄をほこりに思っている…
奴の妹だったということを幸せに思っている!!
おれはその香の20年間の想いをこわしたくはなかった…」
「………………じゃあ…冴羽さんは…
わたしを会わせてはくれないと!?名乗り出ないほうがいいと!?」
「………わからんね!!
…どちらがあいつにとっていいことなのか
そして 君にとっても…
どちらがあいつにとってホントに幸せなのか…わからないんだ」"

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2019年03月09日

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