あらすじ
大国祭に乗じ、かつてリビが滅ぼした“氷の王国”王女・ウルスラが王宮に潜入していた。彼女の狙いは、太陽王ただ一人。ニケはリビを庇ってナイフの刃を受け、さらに王宮には、毒の煙がまわりはじめる──。ニケの命は? そして、暗闇の向こうにあるリビの心は?愛する覚悟に、少年の成長に、胸が熱くなる第10巻!
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Posted by ブクログ
19巻で完結しているのかと思ってたのにまだ連載中だったとは。ここまで読んだのに。一気読みしたい派だからすごい後悔。でも続きも気になっちゃう複雑な心境。10巻は壮絶な展開。リビをかばってウルスラに刺されたニケ。しかもウルスラはリビの昔の婚約者だったとは。もう少し2人の間に恋情とかあればもっと良かったのになー。シーラとリビの過去。先王との関係。ビニシウスいい人。ニケがリビを諭すところ、リビが涙流すところぐっときたー。むしろなんならウルウルしたー。そして少しだけわかったニケの本当の力の大きさ。ニケが本来どんなすごさを持っているのかわかるゾクゾクする感覚。久しぶりに歌ったなーと思ったけどこれはこれでカッコいい。暴走するニケを止めるカラ姉良かった。輪唱みたいなやつ。カッコいい。リビがニケのために三元老に助けを乞うところ、おじいちゃん達が感動してるところ、リビの小さい頃のシーンが1コマだけあったところ、うっかり泣けた。展開的にはしばらくリビの大冒険的になるのかしら。続きが気になるところだけど、やっぱり一気に読みたいのでこの辺で小休憩かな。
Posted by ブクログ
リビ、過去と向き合う。
幸せって、いろんな諸々のことが積み上がった上に築くもので、それが誰かの不幸だったりもする。
それに気がつかない無神経な人間もいるし、気がついたばかりに幸せから逃げる人間もいる。
なんてことを考えながら読んでました。