あらすじ
ついにリビの眼の前に現れた魔女・カッサンドラ。ニケの治療への協力を仰ぐが、魔女と神官庁の間には長年の遺恨があり、簡単に承諾できないという。カッサンドラは、とある条件を提示してきて…!?リビに次々降りかかる試練で、王の器が試される。感涙必至の12巻!
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Posted by ブクログ
「ニケと向き合うときはいつも自分と向き合わされる」「昔、勿体ないと言われた意味が今は本当にそうだったと思う」
カッサンドラの元で、自分だけの狭い世界から、実感を伴った広い世界へと目を向けていくリビ。
彼は成長するときも、ニケと共に、なんだね。
そして、自分の世界観が変われば「今までと違う執政ができそうだなって」と言っちゃうあたり、生まれながらの執政者だなぁ、と感心。
ここで、ただの子供のリビの成長ではなく、王者としてのリビの成長する姿を描く作者は、巧い。
とてもいいシーンだけど、感涙度では、砂の皇国編は越えないかな~。
個人的には、リビの大成を予感させるこのシーン と、「課金」と「男だけの秘密の魔法」、が大のお気に入り♪