あらすじ
大公国の歴史やネフェロの考え方に触れ、少しだけ歩み寄りを見せるニケ。しかしその言動は、ネフェロの昏い感情を刺激してしまう。一方、大公国へ向かうリビとニールはある男と出会い…? 闇の中にかすかな光がともる第17巻!
...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント /
※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ざわざわさせられる巻。
さらわれて自分のものにされちゃいそーなところは砂の国編と似てるけど、ネフェロがゲスいぶん、ニケもピンチ度が高い。
今までちょくちょく影で出てきてたカラオスの男は、リビに激似のヤバいやつ。カラオスはカラオスで、ニケの能力を利用することを考えていて、ワナを仕掛ける。
今回は、ニケが「女性としての物理的な弱さ」を身をもって実感し、それにショックを受ける回。ニケの性格と能力からいって、こういうことを認識させられるのはショックでかいだろう。
実は深い喪失感と絶望感が漂う内容なので、あまり読後感はよくない。
次巻はさらにカタルシスっぽいので、ニケが精神的にも救われることを期待してます。