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Posted by ブクログ 2024年02月12日
最晩年の石ノ森章太郎が遺した構想ノートを下敷きに、御子息である小野寺丈が小説版として原案を綴り、早瀬マサト、シュガー佐藤ら石森プロとして作画という作品である。
9人の戦士達の「最後の闘争」ということになる。何度も「創り掛け」な様相を呈した「神なるものとの戦い」という編を、60歳で他界した石ノ森章太郎...続きを読むの“75歳”ということでのプロジェクトであったそうだ。凄く夢中になった。
冒頭部、本作の下敷きになったノートを病床で綴ろうとする石ノ森章太郎が登場する辺りから、各地で暮らすサイボーグ戦士達の様子という本編が始まるという感じだ。
Posted by ブクログ 2012年10月27日
WEBのクラブサンデーで公開されていたマンガ版の完結編。公開が大和田エピソードもあったので、好きなときにじっくり読めるのはうれしい。
マンガ版のおかげで、小説版が読みやすきなった気がしますw
Posted by ブクログ 2012年10月21日
003までのお話が載ってます。おお、これだこれだ。いかにも石ノ森的な何かデカいことが始まる嵐の前の静けさのような構成。これは意義のある蔓画化だと思う。石ノ森章太郎という「神」に挑む関係者にエールを。
子供の頃、石ノ森章太郎の数多くの作品のファンでした。キカイダー、仮面ライダーに始まり、佐武と市、イナズマン、幻魔大戦、魔女先生、等々。もちろんサイボーグ009も単行本を揃えていて、何度も読みました。本作品も当然、期待して読みました。過去の名作のリメーク版は他にも色々あるようですが、それらと違って完結...続きを読む編と謳うだけあって、石ノ森章太郎のタッチを踏襲しようとした作品で、それなりに楽しめました。が、やはりどこか石ノ森氏本人の作品とは違う、違和感は否めません。石ノ森氏は自由奔放に描いて、それであのタッチ、あの雰囲気が出ているので、努力して真似られるものではないのでしょう。
でもそれはそれとして、楽しめたのは事実です。石ノ森氏ならどう描いたか、これからに期待したいと思います。
Posted by ブクログ 2013年05月08日
2006年に故石ノ森 章太郎の構想メモを息子の、小野寺 丈が小説化した『2012 009 conclusion GOD’S WAR―サイボーグ009完結編』という小説がでました。
その小説は、天使編の続きになるのですが、ものすごくつまらないものでした。
小説の方は、その後、昨年の年末に一気に3...続きを読む冊発行され完結しています(私は未読です)。
さて、本書は、早瀬 マサトが萬画(←故石ノ森 章太郎は、マンガを萬画と呼ぼうじゃないかと提唱した)の天使編を完結させようとしているものです。
天才と比較されて早瀬も大変と思いますが、私は、こうして遺志をつなぎ完結に向けて進んでいることを喜びたいと思います。
少なくとも、2006年のハードカバーの小説より面白いです。
Posted by ブクログ 2012年12月24日
映画化の影響は大きく、いろいろと009関係の書籍が出るのは嬉しいっ!自分が好きなものがオワ◯ンなんて言われたくありませんし。
いろいろ出たものの一冊。石ノ森プロで描いてます。現役の他の漫画家さんが描くとアレンジや解釈が作者の色がどうしても出てくるものですが、昔の009を思い出します。絵柄的には...続きを読む石ノ森先生がなくなる頃の絵柄よりちょっと前という感じという所為もあるかな。
それでも物足りないのは、石ノ森先生がよく描いていた先進的なというか実験的な表現がないからだと思います。精神的な表現とかは、晩年も精力的に取り入れていたので、ちょっと演出が物足りないかな。
それでも昨今出ている009のリメイクものの中では、過去を思い出す作品でした。
Posted by ブクログ 2020年09月21日
この時期に読んだのはなあ、なんか切ない。
イワンが見た滅亡した地球、神々の怒りか?
009が描かれた時代、当時の世界の情勢、破滅思想の行き着くところ。
某巨匠もガラスの地球と評した時代の空気感。
今は、ウィルスで滅亡の危機にあります、これも神々の?
ジェットとフランソワーズのみ、まだ、まだ、本...続きを読む題に入り込めていない。
あれ、チラッと見えたのは、女王タマラですよね?
次巻は、ブクオフで出会えたら?かな
#サイボーグ009
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#漫画倶楽部
#漫画好きな人と繋がりたい
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#漫画
Posted by ブクログ 2013年06月12日
これまで未完であった天使編を最後まで描いてくれることになるというと、残された人には荷が重すぎるような気がしないでもないが、キッチリと結末まで追っかけていこうと思います。それにしても、小説へんはもうどうやら完結しているようなので、漫画編も描いてくれるのでしょうが、途中で我慢出来ずに小説に手を出さないよ...続きを読むうにしないと、マンガの面白さが半減しそうですね