【感想・ネタバレ】河内源氏 頼朝を生んだ武士本流のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

坂東という田舎に、源氏の貴種が来ただけで
ははーっと従うイメージで、ふわっとしてた
実際は、何代もの開発領主が領地でモメなが
ら中央の政局に振り回された結果、以仁王の
令旨の出た時点で、蜂起せざるを得ない武士
団がそこかしこに生まれていた(´・ω・`)

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2021年10月05日

ネタバレ 購入済み

武家の棟梁?

王権と自力救済の間で揺れ動きながら、栄光と没落、凄惨な骨肉の争いを経験した、実に劇的な一族河内源氏。

源頼信が平忠常の乱、源頼義が前九年の役、義家が後三年の役を平定。→東国武士を結集し、「武家の棟梁」と称される地位を確立。→院や貴族に脅威を与えた河内源氏は、院と結んだ平氏による源氏勢力削減政策により不遇を極め、保元の乱と平治の乱を経て没落。→先祖が築いた基盤をもとに頼朝が鎌倉幕府を開いた。
こういった歴史の教科書に載ってるような通説に対する検討をされています。

・貴族と武士は同じ支配者層であり、貴族と武士が対立関係にあったのではない。
・頼朝の隆盛の基盤は源平争乱の結果で得た領地であり、先祖からのものではない。
・当時の武士の第一人者とされてはいたが、彼らを反乱の主役に押し上げたものは、卓越した戦闘技術や、武士の組織力、そして中央との政治的連携。

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2020年05月02日

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