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Posted by ブクログ 2012年05月06日
ギギが中心に展開しているように思うけど、個人的にあまりギギは好きではないな。
ふたりの男の間に位置するように立ち回り、本心を語らず、ふたりの結末を観ようとする。卑怯ともいえる。
最終的にはハサウェイの方へ移ったけど。
2巻ではあるけど、まだハサウェイがマフティーを演じるには無理があるようにみえる。
...続きを読む最後にハサウェイの父親ブライトが、ハサウェイ率いるマフティー討伐の掩護のために地球へ向かった。
マフティーが自分の息子であると知らずに、その討伐掩護に向かう。そんなブライトに複雑な想いになる。
Posted by ブクログ 2012年04月22日
上巻のレビューとは違ったことを書こうww
いや、ミノフスキークラフトいいねえ。
飛べないガンダムが飛んじゃったよって感じで。
ガノタの中でもニュータイプって何だろうってことをちょっとでもマジで考えたことのある人は読んで欲しいな、本作を。
ライトノベルなんてタグ付いてるけど、全然ライトじゃない。
Posted by ブクログ 2020年06月24日
テロリズムと移民の話だった上巻とは打って変わって、中巻は恋愛がテーマに。正規軍のケネス大佐との三角関係なのかと思いきや、妖艶な女性ギギ・アンダルシアに完全に主導権を握られてしまうテロリストの頭目マフティー・ナビーユ・エリンことハサウェイ・ノアの物語。なんとなく付き合ってる恋人とギギの間でどっちつかず...続きを読むながらもギギに主導権を握られてしまう辺り、まるで大瀧詠一の『A LONG VACATION』の主人公のようなうだつの上がらなさを感じる。
「おれたちは、閣僚の粛正で分るとおり、ターゲット以外にはなにもしない」(本書66頁より引用)というテロリスト仁義が語られるが、上巻で見た通り、ハサウェイは自らの組織が行うテロリズムによる民間人の犠牲者に心を痛める心性の持ち主である。上巻のあの描写と本書での恋愛のすれ違いを考えると、物語の行き先は、もうそうなるしかないのが悲しい。