あらすじ
宇宙世紀0100年代。反地球連邦政府組織マフティー・ナビーユ・エリンを率いるハサウェイ・ノアは、スペースシャトルのハイジャック事件を通して、少女ギギ・アンダルシアと出会う。地球に降り、マフティーの本隊と合流したハサウェイは、最新鋭MSのΞ(クスィー)ガンダムを受け取るが、そこには対マフティー部隊のケネス大佐が迫りつつあった──。アニメ界の巨星・富野由悠季が織りなすオリジナル・ガンダム小説第二弾!
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Posted by ブクログ
最後の1行が二人のずれをそのまま表現していてよかった!
オーストラリア周辺の地理に明るくないので、地図片手に読めればよかっと後悔。
伯爵自身は出てこないが、どんな人物か想像が膨らんだ。
モビルスーツの手からギギがハサに飛び移るシーン、
映画化の場面が楽しみ。
キャラが増えてきたので、紹介のページがあればなぁと思った。次巻はググって読もう
以下ブライト一家
ブライト髭生えてたw
ハサに妹さんがいるとは・・・
飲食店をしようとする真意がらしいなぁと。
やっぱりヤシマさんカンは当たるんだろうな・・・
Posted by ブクログ
ギギが中心に展開しているように思うけど、個人的にあまりギギは好きではないな。
ふたりの男の間に位置するように立ち回り、本心を語らず、ふたりの結末を観ようとする。卑怯ともいえる。
最終的にはハサウェイの方へ移ったけど。
2巻ではあるけど、まだハサウェイがマフティーを演じるには無理があるようにみえる。
最後にハサウェイの父親ブライトが、ハサウェイ率いるマフティー討伐の掩護のために地球へ向かった。
マフティーが自分の息子であると知らずに、その討伐掩護に向かう。そんなブライトに複雑な想いになる。
Posted by ブクログ
上巻のレビューとは違ったことを書こうww
いや、ミノフスキークラフトいいねえ。
飛べないガンダムが飛んじゃったよって感じで。
ガノタの中でもニュータイプって何だろうってことをちょっとでもマジで考えたことのある人は読んで欲しいな、本作を。
ライトノベルなんてタグ付いてるけど、全然ライトじゃない。
Posted by ブクログ
テロリズムと移民の話だった上巻とは打って変わって、中巻は恋愛がテーマに。正規軍のケネス大佐との三角関係なのかと思いきや、妖艶な女性ギギ・アンダルシアに完全に主導権を握られてしまうテロリストの頭目マフティー・ナビーユ・エリンことハサウェイ・ノアの物語。なんとなく付き合ってる恋人とギギの間でどっちつかずながらもギギに主導権を握られてしまう辺り、まるで大瀧詠一の『A LONG VACATION』の主人公のようなうだつの上がらなさを感じる。
「おれたちは、閣僚の粛正で分るとおり、ターゲット以外にはなにもしない」(本書66頁より引用)というテロリスト仁義が語られるが、上巻で見た通り、ハサウェイは自らの組織が行うテロリズムによる民間人の犠牲者に心を痛める心性の持ち主である。上巻のあの描写と本書での恋愛のすれ違いを考えると、物語の行き先は、もうそうなるしかないのが悲しい。