あらすじ
【カラーページを収録したデジタル特別編集版!】魔家四将の攻撃を受けた周は、殷に向けて反撃を開始する! そんな太公望らの前に、妲己と同盟を組んだ趙公明の召し使い・呂岳(りょがく)が立ちはだかる! 呂岳は殺人ウィルスを撒き散らし、周軍全てを人質に取り太公望の命を要求するが…!?
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Posted by ブクログ
殷より様々な刺客が差し向けられる第9巻。妲己の血縁にして武成王の知り合いだった李、趙公明の弟子だったり、その幅広さによって面白さがどんどん移り変わっていく。この辺りはとくに進軍中に差し向けられる刺客、という面があるので、周軍の人間たちが巻き込まれることでまた違った魅力が出てくる。
かつて申公豹が言ったとおりのことが起こることも含め、歴史物としての人間たちの争いの中に道士・仙人が介入する面白さが増していてとてもよい。戦の描写もはじめてこの作品で触れて印象に残っている。
Posted by ブクログ
「後世の人が僕の行動を知ったら「バカな男だ」と嗤うだろう。
でも これが僕の選んだ道だ。
姐己も周も倒してかつての殷を取り戻す!
僕が殷を復活させてみせる!」
少し読みづらい
通常の中国の歴史ものと比べて、フィクション要素が強いのは味として楽しめるが、仙人の人間界への関わり方など理解しづらい。登場人物も多く一部キャラクターしか深掘りされないのもしんどい。まぁ、先が気になるので読み続ける以外ないけど。